2017-11-29-japan-Vahid Halilhodzic(C)Getty Images

逆風のハリル監督がW杯で狙う偉業の再現…「日本代表は本命ではない」発言の真意は

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、フランスのTV番組『Telefoot』に出演。ロシア・ワールドカップに向けて意気込みを語っている。

6月にロシアW杯を間近に控える中、3月の欧州遠征でマリ、ウクライナという予選敗退国相手に1分1敗と未勝利に終わった日本代表。本田圭佑がマリ戦後に「良かったのは、唯一負けなかったことだけ」と語るなど、内容も結果も良くなかったことから、ハリルホジッチ監督への批判の声も多く挙がっており、一部では解任論もささやかれている。

そんな状況の中『Telefoot』に出演した指揮官は、2014年のブラジルW杯で指揮し、決勝トーナメント1回戦で優勝したドイツを延長戦まで苦しめたアルジェリア代表のような結果を残したいと語っている。

「アルジェリア代表では、大きなサプライズを起こせました。(ドイツ代表戦前の)準備中に、選手たちには『いいか、我々はなんだって出来るんだ! 偉業を成し遂げるためには、前に進むことが不可欠なんだ。ドイツからのギフトを待つのは必要ではない』と話しました」

「攻撃に出て、ゴールを狙いに行かなければなりません。我々は特別な感情を見失っている。同じようなことを日本代表でもしたいですね」

■「すべてが可能なんだ」

ロシアW杯では、ポーランド、コロンビア、セネガルが同居するグループHに入った日本代表。ポッド4ということもあり、グループを勝ち抜くには厳しい戦いが予想される。

ハリルホジッチ監督は、「我々は本命ではない」としつつも、「すべてが可能なんだ」と強調している。

「我々は本命ではありません。3つの偉業が必要です。突破するには、少なくとも2回は大きな仕事を成し遂げなければならない。それでも、私はすべてが可能であると言いたいですね。選手たちには、自信を植え付けようとしています」

「偉業達成のために、準備しなければならない。アルジェリアと同じようなことを、ロシアでも成し遂げたい」

日本代表は、今後ワールドカップ前最後の国内テストマッチとして5月30日にガーナ代表と対戦する。メンバーの登録締切日は6月4日。これに備え、5月中に23人のメンバー発表を行うと見られている。

ロシアの地で、ハリルホジッチ監督とチームは「偉業」を達成することは出来るだろうか。W杯の初戦の相手はコロンビア。6月19日に運命のキックオフを迎える。

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