負傷者続出に…モウリーニョが各国代表コーチに苦言「状態を知ることができなかった」

中断期間中に代表戦で負傷した選手の状態を把握できなかったとマンチェスター・U指揮官は不満を口にした。

負傷者を多く抱えるマンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、各国代表チームに苦言を呈した。

今シーズン、開幕から不振の続くマンチェスター・Uは、プレミアリーグの9試合を終えて早くも3敗を喫するなど10位と低迷。なかなか波に乗れない中で負傷者も相次ぎ、モウリーニョ監督はチーム編成に苦慮している。

代表に招集され、負傷したセルビア代表のネマニャ・マティッチとイングランド代表のルーク・ショーは早期にチームに戻ったものの、チリ代表のアレクシス・サンチェス、ベルギー代表のマルアン・フェライニ、ポルトガル代表のディオゴ・ダロット、スコットランド代表のスコット・マクトミネイは最後まで代表チームに残り、リーグ戦再開直前にケガをしてしまった。

この状況を受け、26日に会見に臨んだモウリーニョ監督は、各国代表チームへの不満を語った。

「彼ら全員が代表チームの選手たちだ。ニューカッスル戦が終わった後、インターナショナルブレイクに入り、その2週間のうちに我々はポルトガルでダロット、ベルギーでフェライニを失い、チリでアレクシスを、他に誰かいるか？スコットランドでマクトミネイまでも失った」

「他の何人かはすぐにチームに戻って、早くに復帰へのプロセスを始められたが、一部の選手たちは代表チームに残され、我々は状態を全く知ることができなかった。そして、チェルシー戦の2日前に彼らが戻って来たが、我々にはどうにもできなかった」

前節のチェルシー戦で惜しくも白星を逃したマンチェスター・Uは、28日にホームでエヴァートンと対戦する。

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