16日に行われたロシア・ワールドカップグループC初戦で、オーストラリアはフランスに1-2で惜敗。ユーロ2016準優勝の強豪を最後の最後まで追い詰める好ゲームを見せた。
オーストラリアは、フランスに圧倒的なポゼッションを許したものの、前半はキリアン・ムバッペら強力攻撃陣をシャットアウト。しかし、後半に入るとPA内でジョシュア・リズドンがアントワーヌ・グリーズマンに足をかけてしまい、VAR（ビデオ・アシスタント・レフェリー）の末にPKを献上。直後にマイル・ジェディナクのPKで1点を返したものの、終了間際にポール・ポグバのループシュートに沈み、1-2で敗れた。
『Goal』オーストラリア版のジョシュア・トーマス記者は、フランス戦の敗戦を「アンラッキー」と表現。続けて「サッカルーズ（オーストラリア代表の愛称）は少なくとも引き分けに値する。この試合で見せたパフォーマンスは期待を遥かに超えている」と評価した。
さらに、「フランスは明らかに良いチームだったが、チャンスを多く作ってはいなかった。彼らがペナルティを受けたこと、ポグバのゴールがわずかな差でゴールラインを割っていたことはラッキーだったね」と不運続きで失点したシーンを回想。
同じく『Goal』オーストラリア版のキーラン・フランシス記者も、「オーストラリアはよく組織されていた。非常に良いゲームプランを実行していた。2失点は少し不運だったね。この試合はせめて引き分けに値すると思った。フランスはこの試合のようなプレーを続けると、大会を通じて苦労しそうだね」と、オーストラリアの健闘を称えた。
また両記者とも、最も印象に残ったプレーヤーとして、アーロン・ムーイを選出。「最高の選手だった」と絶賛している。
初戦に敗れたオーストラリアは次戦、26日にペルーと対戦する。
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