日本代表の新監督に就任した西野朗氏は、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督時代を振り返りつつ、「連携面を大事にしていきたい」と強調した。
日本サッカー協会（JFA）は、7日付でヴァイッド・ハリルホジッチ監督との契約を解除。後任として技術委員長を務めていた西野氏が、就任することが決まった。また、技術委員長を務めていた西野氏の後任には、ロンドン・オリンピックで指揮を執った関塚隆氏に決定。また、U-21代表監督の森保一氏が、西野新体制のコーチとして入閣している。
西野新監督は、「代表チームは自分のやりたいサッカーが出来る場所」とし話している。
「代表チームは、自分のある程度理想とするやりたいサッカーをやっていくという意味で、クラブと逆のことができます。ユース時代にチーム作りをしていた感覚はあるので、反映できると思いますし、たくさん有能な選手がいるので、これから把握したうえで作り上げていきたいです。ここ1カ月で作り上げられる選手を見ていきたいと思います。思考が偏ってしまうので、有能なスタッフとともに変化をもってやっていきたい。たくさん選択肢があると思うので、そういう感覚で見ていきたいですね」
また、ハリルホジッチ前監督時代について「個々のパフォーマンスは最大限に発揮できていなかった」とし、連携面を大事にしていきたいと明かした。
「崩壊しているとは思っていませんが、成果とか個々のパフォーマンスは最大限に発揮できていませんでした。選手は最大限のパフォーマンスを出そうとしていたし、まだまだ出せると思う。融合していかなければいけません。連携とか、コンビネーションが大事です」
日本代表は5月30日に国内最後のテストマッチでガーナ代表と対戦。ガーナ戦が西野ジャパンの初陣となる。その後ロシア入りし、8日にスイス代表、12日にパラグアイ代表と親善試合を行い、19日のロシア・ワールドカップ初戦、コロンビア代表戦に臨む。
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