西野朗監督新体制での初陣を切った日本のガーナ戦についてイギリス『デイリー・メール』が報じた。
30日に行われたキリンチャレンジカップ2018で日本はガーナと対戦。ワールドカップのメンバー発表を翌日に控える試合となり、大きな注目を集めた一戦だったが、3バックの新システムで挑んだ日本は、セットプレーから失点を許し、ガーナに0-2で敗れた。
『デイリー・メール』は「新フォーメーションを敷いたアキラ・ニシノだが、ガーナの2ゴールで“無残な”夜になってしまった。24時間後に控えたメンバー23人の発表に頭を抱える結果となった」と試合結果について言及。
新システムについて「3人のセンターバック、ウィングバックを置き、1トップのサポートとして2枚を配置するシステムを取った。ユウト・ナガトモとゲンキ・ハラグチが相手に脅威を与えたものの、ディフェンスラインが深く、ハラグチのところで3回はピンチになるなどの混乱が見られた。ディフェンスの脆弱性も垣間見え、8分にはフリーキックで、後半5分にはペナルティから失点した」と弱点を露呈したと伝えた。
また、個々についても言及。「前半で一番得点の可能性があったケイスケ・ホンダだが、後半の途中で疲労しているのは明らかだった」と交代は妥当と解説した。一方、香川真司については「後半から入って以降、キレが良いように映った。今年の大部分は足首の負傷で離脱していたものの、ドルトムントの司令塔はダイナミズムと創造性を日本の攻撃陣にもたらした」と評価した。
しかし、同メディアは「総合的に哀れな夜だった」と西野監督の初陣を総評している。

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