若き19歳豪代表アタッカー、アルザニが長期離脱…来年のアジアカップも欠場へ

セルティックに所属する19歳のオーストラリア代表アタッカー、アルザニが大ケガで長期離脱する見通しに。来年行われるアジアカップでの欠場が確実視されている。

セルティックに所属するオーストラリア代表MFダニエル・アルザニがひざを負傷し、長期離脱することが明らかになった。

10月31日に行われたスコティッシュ・プレミアリーグ第11節ダンディー・ユナイテッドとセルティックの一戦は、0－5でアウェーのセルティックが大勝した。だが、この試合ではアルザニが試合中にひざを負傷し、ストレッチャーでピッチ外に運び出されていた。

イギリス『ガーディアン』など複数の現地メディアがアルザニの負傷を報じており、指揮官ブレンダン・ロジャースは「医師の最終的な診断を待っている状況だが、アルザニはひざの十字靭帯を痛めたことは間違いないようだ。長期離脱は免れないだろう」と述べている。

記事によるとアルザニは靭帯を損傷した可能性が高く、全治まで9カ月ほど要する見通し。今シーズン中の復帰は難しく、2019年1月に開幕するアジアカップへの出場も絶望的のようだ。

1999年、イラン生まれのアルザニはオーストラリア育ちで、メルボルン・シティFCでトップデビュー。2018年8月にはマンチェスター・シティへ完全移籍を果たし、実戦経験を積むためすぐさまセルティックに2020年まで期限付き移籍したばかりだった。

アルザニは19歳ながらオーストラリア代表としてすでに6キャップを刻んでおり、ロシア・ワールドカップでは、全32代表の最年少選手として注目を浴びた。2019年1月に開幕するアジアカップに向け、オーストラリア代表としても期待される逸材だったが、思わぬ形で長期離脱する運びとなった。