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「自身の挑戦に囚われていた」ヴェンゲル氏がアーセナルでの22年間を後悔

元アーセナルのアーセン・ヴェンゲル氏は、22年間もの長期政権を築いたことは誤りだったと明かした。

1996年にアーセナルの指揮官に就任して以降、3度のプレミアリーグ優勝などクラブに数々のタイトルをもたらしたヴェンゲル氏。しかし、近年はチャンピオンズリーグ出場権を逃すなど低迷が続き、2017-18シーズンをもって22年間のアーセナルでのキャリアに終止符を打った。

アーセナルを退団して2カ月が経つものの、ヴェンゲル氏の新天地は依然として決まっていない。そんな中、フランス『RTL』の番組に出演した同氏はイングランドで長期政権を築いたことへの後悔を語った。

以下に続く

「1つのクラブに22年間も居続けたことが最大の誤りだった。私は新しいことや変化を好む人間で、挑戦することも好きだ。しかし、この間私は自分自身のチャレンジの囚人になっていた」

さらに、指揮官時代の苦悩について「多くの人を傷つけてきたことを後悔している。本当に多くの人を無視したし、家族や私に近い人のこともないがしろにした」と言及するも「しかし深く考えてみれば何かに熱中した人間は自分勝手で、好きなことばかりを追いかけている。多くのことを失ってでも骨を追いかけ続けるんだ」と持論を展開した。

そして、今後についての質問にも回答。「まだ何も決めていない。自分自身にも同様の質問を投げかけている。今までやってきたことをこれからも続けるのか? それとも今まで経験してきたことを別の方法で伝えていくのか? これは2、3カ月以内に答えを出す必要のあることだ」

将来についてはまだ何もわからないと話したヴェンゲル氏だが、1996年までいた日本に戻り、代表指揮官に就任するのではないのかとも報じられている。

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