残すところ4節となった明治安田生命J2リーグ。28日には第39節の11試合が開催。混戦模様のJ1昇格、参入プレーオフ圏争いはいよいよ佳境を迎えつつある。現時点のJ2上位争いを整理してみた。
■順位表（第38節終了時）
1位：松本（70、19）
2位：大分（69、25）
3位：町田（68、17）
4位：東京V（66、15）
5位：福岡（65、16）
6位：大宮（64、16）
7位：横浜FC（64、14）
上記が優勝の可能性があるクラブ。
8位：徳島（54、9）
9位：甲府（53、11）
10位：山形（52、-1）
11位：岡山（52、-1）
12位：山口（52、-4）
上記は優勝の可能性は消滅したが、参入PO圏入りの可能性があるクラブ。
■実質は7位・横浜FC以上の争いか
J2は現在松本が勝ち点70で首位を走っており、1差で大分、2差で町田が追走している。参入PO圏は実質7位・横浜FCまでの争いとなりそうで、8位・徳島以下は、参入PO圏内までの勝ち点差がすでに10以上離れており、非常に厳しい状況となった。
10位の山形から12位・山口に至っては、6位以上に入るためには残り4試合で全勝かつ、大量得点を奪う必要がある。さらに、6位・大宮と7位・横浜FCが4試合を全敗しなければならないため、他力本願という状況だ。
一方で自動昇格圏、参入PO圏争いは大混戦。首位の松本から7位横浜FCまでの勝ち点差は6と、残り4試合で勢力図が大きく変わる可能性がある。そして、3位・町田は上位で唯一、1試合消化が少ないことから、残り5試合で全勝すれば初のJ2優勝を達成できる。一方で町田はJ1クラブライセンスを保有していないため、2位以内に入っても自動昇格は叶わない。その場合はJ1・16位が残留となることから、町田の動向は残留を争うJ1チーム、J2他クラブにとって気になるところだ。
さらに、町田は6位以内に入っても参入POに出場できない。この場合、J2・3チームとJ1・16位の4クラブによるプレーオフを開催。まず、1回戦でJ2下位2クラブが対戦し、その勝者が2回戦でJ2上位クラブと激突。2回戦を勝ち上がったJ2クラブが、J1・16位と決定戦を行う。
今節は、首位・松本と2位・大分の天王山が開催されるほか、8位・徳島と7位・横浜FCの生き残りを懸けた一番も行われる。混戦模様の上位争いから一歩抜け出すのは果たしてどのチームか。第39節は10月28日に全11試合が各地で行われる。
■J2第39節 試合日程
10/28（日）
14:00 山形vs水戸（NDスタ）
14:00 新潟vs町田（デンカS）
14:00 岐阜vs千葉（長良川）
14:00 徳島vs横浜FC（鳴門大塚）
14:00 福岡vs金沢（レベスタ）
14:00 大分vs松本（大銀ド）
15:00 山口vs栃木（みらスタ）
15:00 熊本vs岡山（えがおS）
16:00 大宮vs京都（NACK）
16:00 甲府vs讃岐（中銀スタ）
17:00 愛媛vs東京V（ニンスタ）
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