膝負傷のオックスレイド＝チェンバレン、長期離脱が確定…クロップ「今季中に復帰できればボーナス」

4月に膝の靭帯損傷を負ったイングランド人MFが当面は復帰できないと指揮官が明かした。

リヴァプールのアレックス・オックスレイド=チェンバレンが、新シーズンの大部分を欠場する見込みであることが分かった。

昨夏アーセナルからリヴァプールに移籍したオックスレイド＝チェンバレンは、ユルゲン・クロップ監督の信頼を勝ち取って出場機会を確保するとチャンピオンズリーグなどでの躍進に貢献。しかし、4月のCL準決勝ファーストレグのローマ戦で膝靭帯損傷の重傷を負い、以降離脱が続く。

そして18日、膝の手術に成功し、現在リハビリに励むオックスレイド＝チェンバレンの復帰時期についてクロップ監督はクラブの公式ウェブサイトで「オックスにとって来たるシーズンは回復とリハビリがメインになる」と新シーズンにチームの一員としてプレーすることは難しい可能性があると話した。

「ローマとのセカンドレグの時に彼は手術を受け、手術は完全に成功して彼は非常に良い状態で復帰への道のりを歩み出した。しかし、現実として彼が今シーズンの大部分の試合で我々とともにピッチに立てないことを理解した上で我々は準備をしなければならない。シーズン中に復帰できたらそれはボーナスのようなものだ」

オックスレイド＝チェンバレンがシーズンの大半を欠場することを受け、リヴァプールは今夏の移籍市場で、RBライプツィヒからナビ・ケイタを、モナコからファビーニョを獲得するなど中盤の補強を敢行。さらに、先日にはストーク・シティからジョルダン・シャキリの補強にも成功し、新シーズンに向けて準備を進めている。

移籍1年目から全公式戦42試合に出場して、5ゴールをマークするなど活躍を残したオックスレイド＝チェンバレンは、2018-19シーズン中に復帰できるのだろうか。