“脱メッシ依存”なるか。後がないアルゼンチンがクロアチアと激突【グループD第2節プレビュー】

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ロシア・ワールドカップのグループD第2節。アルゼンチンとクロアチアによる大一番が行われる。アルゼンチンは“脱メッシ依存”なるだろうか。

“脱メッシ依存”なるか。アルゼンチンの課題はこれに尽きるだろう。

ロシア・ワールドカップは21日にグループD第2節が行われ、アルゼンチンとクロアチアが対戦する。初戦引き分けに終わったアルゼンチンと勝利を挙げたクロアチア。異なるの状況の中で、グループ最大の大一番を迎えることとなった。

優勝候補の一角にも数えられていたアルゼンチンだったが、初戦でW杯初出場のアイスランドに大苦戦。近年成長著しい北欧のチームのブロック守備に苦しみ続けた。エースのリオネル・メッシは常時3人で囲まれ、ワンツーをねらってもリターンパスを完全に研究され、息苦しそうにプレーを続けていた。

この状況で他の選手が変化をつけられればまだ良かったが、ボールを持った選手は常にメッシを探し、ゲームメイクからチャンスメイク、そしてフィニッシュまですべてを任せているようにも見えた。唯一セルヒオ・アグエロがエリア内で脅威になっておりゴールも奪ったが、10番への依存度は相当なものだった。それでも決定機を作っていたのはさすがだが、過渡のプレッシャーにさらされてPKも失敗。アルゼンチンはメッシへ負担をかけすぎており、「ワンマンチーム」といっても言い過ぎではないだろう。

また守備でもゆるさが見え、アイスランドのシンプルに高さを生かした攻撃だけでなくサイドアタックにも手を焼き、失点シーン以外にもあわやという場面を何度か作られた。初戦は、敗北に等しい引き分けだろう。

アルゼンチンは“脱メッシ依存”が急務だろう。ホルヘ・サンパオリ監督は前日会見で3バック採用も示唆していたが、どんなシステムであってもメッシへの依存度が高すぎるプレーモデルである限り、状況は変わらないだろう。

次節で勝ち点を逃せば、グループ突破は厳しくなる。絶対に勝利が欲しい大一番では、周りの選手が10番をいかにサポートできるか、それを監督が整理できるかが大きなカギとなる。

■有利な状況で臨むクロアチア。唯一の懸念は…

一方のクロアチアは、初戦でナイジェリア相手に2-0と勝利。オウンゴールとPKという得点だったが、重要なのは3ポイントを得られたこと。大きなアドバンテージを持ってグループ最大のライバルとの試合に臨むことができる。

ナイゼリア戦では、主将のルカ・モドリッチとイヴァン・ラキティッチというスペイン2強でプレーする2人が、中盤の底でゲームをコントロール。相手に決定機をそれほど作らせることもなく、無失点で終えたことも自信となるだろう。

しかし、モドリッチ&ラキティッチが中盤底、トップ下にアンドレイ・クラマリッチ、1トップにマリオ・マンジュキッチという攻撃的な布陣を採用したにも関わらず、得点の仕方には不満が残る結果となった。クラマリッチらはビッグチャンスを逃すことも多く、攻撃陣は改善が必要だ。

ズラトコ・ダリッチ監督は、ナイゼリア戦の選手起用を「とても攻撃的」と話していたため、メッシ擁するアルゼンチン戦で同じ選手起用になる可能性はあまり高くないかもしれない。アタッカー陣がチャンスを確実に仕留められるだろうか。

クロアチアはこの試合で勝利すれば勝ち抜けが決定、アルゼンチンは負ければ突破が絶望的となる。グループD最大の大一番は、どのような決着を迎えるだろうか。

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