サッスオーロ戦で相手選手に唾吐きと肘打ちを見舞ったユヴェントスのMFドウグラス・コスタが16日、インスタグラムを更新し、自身の行為を謝罪した。
ユヴェントスは16日、セリエA第4節でサッスオーロと対戦。今夏、加入したFWクリスティアーノ・ロナウドが、50分にコーナーキックのこぼれ球を押し込み、ついに加入後初ゴールを挙げた。さらに65分にはカウンターから左足で流し込み、“ドッピエッタ”(2得点)を記録。試合終了間際に1点を返されたが、ユヴェントスが2-1で勝利し、開幕4連勝を飾った。
しかしD・コスタは、C・ロナウドの記念すべき初ゴールが生まれた試合に水を差す行為を見せた。後半アディショナルタイムのFWクーマ・ババカルのゴールシーンにおいて、ブラジル人MFがFWフェデリコ・ディ・フランチェスコに対し肘打ちを見舞ったことから2人の間で口論に発展。D・コスタはいら立ちを抑えることができず、ローマ指揮官の息子の顔面に唾を吐きかけ、頭突きも繰り出した。
当初、主審は頭突きの場面しか把握しておらず、イエローカードを提示するにとどめていたが、VARの使用により唾吐き行為が認められ、ブラジル人選手は退場を宣告された。唾吐きは暴力行為とみなされるため、少なくとも3試合の出場停止の可能性が懸念されている。この場合、29日のナポリ戦まで出場できないことになる。
その後、D・コスタは自身の行為を反省し、インスタグラムで謝罪の言葉を述べている。
「今日の試合中、このような常軌を逸した反応をしてしまったことをユヴェントスのファンの皆に謝罪したい。良い時も悪い時も僕を常に支えてくれているチームメートにも申し訳ない。酷いことをしてしまったことを自覚している。だからこそ皆に謝罪したい。今回の僕の行動は、自分のキャリアにおいて常に見せてきたものとは一線を画すものであったことを強調したい」
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