第1位はモドリッチ、メッシは11位。『Goal』グローバル編集長が選ぶ2018年最高の25名は？

特集記事担当編集者のカルロ・ガルガネーゼが『Goal 50』について語る。彼が選んだ2018年のベストプレーヤーとは。

2018年の『Goal 50』がまもなく発表される。過去12カ月の世界のベスト50が、11月13日（火）に明らかになるのだ。

毎年恒例の名誉あるアワード『Goal 50』は、2008年に、地球上のサッカーのトップパフォーマーをランキングするために始まり、昨年は、レアル・マドリーのチャンピオンズリーグ連覇に貢献したクリスティアーノ・ロナウドが1位に選ばれた（※昨年度順位はこちら）。

その後、ポルトガル代表のC・ロナウドはユヴェントスへ移籍したが、今年も受賞候補の一人でありつづけている。

しかしながら、バルセロナのリオネル・メッシ、レアルの元チームメイトのルカ・モドリッチ、リヴァプールのモハメド・サラー、ワールドカップを制したフランス代表の英雄、キリアン・ムバッペ、ラファエル・ヴァラン、アントワーヌ・グリーズマンといった選手たちと、厳しい競争にさらされている。

世界42国にある『Goal』の編集長や記者たち全員が、選手たちの、前年と比べたパフォーマンスレベルの一貫性、ビッグマッチにおけるプレーぶり、記憶に残る活躍だったかどうか、所属クラブと各国代表での実績を判断し、投票する『Goal 50』。

ビッグ・カウントダウンが待ちきれなくて焦れているファンのために、50人の投票者の中から、『Goal』の上級編集者にしてイタリアサッカーの専門家、カルロ・ガルガネーゼ個人が選んだ選手のリストを公開しよう。

各投票者は、2017-18シーズンのベストプレーヤーを、25人選択する。それぞれの1位が25点を獲得し、以下1点ずつ減って、最下位の25位が1点。すべての投票者の点を合計して、来週発表の『Goal 50』が決まるのだ。

カルロは、レアルとクロアチア代表の英雄、ルカ・モドリッチを1位に選んだ。ミッドフィルダーのモドリッチは、チャンピオンズリーグのタイトルを獲得し、ワールドカップでは母国を準優勝という歴史的快挙に導いたことが大きく評価される。

2位には昨年1位のC・ロナウド、3位にはリヴァプールのスター、サラーを選んでいる。

2015年に『Goal 50』の1位だったメッシは、カルロのリストでは11位に落ちこんだ。ラ・リーガでは活躍したものの、チャンピオンズリーグとワールドカップで思うような結果を出せず、期待外れだったためである。さらに、バルセロナでメッシのチームメイトだったネイマールを、選外となった。

順位	選手名	所属クラブ
1	ルカ・モドリッチ	レアル・マドリー
2	クリスティアーノ・ロナウド	ユヴェントス
3	モハメド・サラー	リヴァプール
4	マルセロ	レアル・マドリー
5	ディエゴ・ゴディン	アトレティコ・マドリー
6	ケヴィン・デ・ブライネ	マンチェスター・シティ
7	キリアン・ムバッペ	PSG
8	ラファエル・ヴァラン	レアル・マドリー
9	セルヒオ・ラモス	レアル・マドリー
10	アントワーヌ・グリーズマン	アトレティコ・マドリー
11	リオネル・メッシ	バルセロナ
12	エデン・アザール	チェルシー
13	アリソン	リヴァプール
14	ハリー・ケイン	トッテナム・ホットスパー
15	ジョルジーニョ	チェルシー
16	サディオ・マネ	リヴァプール
17	セルゲイ・ミリンコヴィッチ＝サヴィッチ	ラツィオ
18	ドグラス・コスタ	ユヴェントス
19	サムエル・ウムティティ	バルセロナ
20	ガレス・ベイル	レアル・マドリー
21	ポール・ポグバ	マンチェスター・ユナイテッド
22	マリオ・マンジュキッチ	ユヴェントス
23	ミラン・シュクリニアル	インテル
24	ヤン・オブラク	アトレティコ・マドリー
25	セルヒオ・アグエロ	マンチェスター・シティ

他にも、バイエルン・ミュンヘンのロベルト・レヴァンドフスキや、バルセロナのルイス・スアレス、ユヴェントスのパウロ・ディバラが入っていないことにも注目だ。

これが、カルロの投票結果だ。これを見て、皆さんはどう思うだろうか。自分ならこの25人を選ぶというのもあるだろう。ぜひコメント欄で意見を交わしてほしい。

『GOAL 50』は、年に1度、過去12カ月の活躍に基づいて世界から50人のベストプレーヤーを選出し、ランキングするアワードである。世界42国にあるGoalの編集長や記者たち全員が、選手たちの、前年と比べたパフォーマンスレベルの一貫性、ビッグマッチにおけるプレーぶり、記憶に残る活躍だったかどうか、所属クラブと各国代表での実績を判断し、投票する。

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