移籍市場閉幕まで残り5日…チェルシーのサッリが補強熱望「何かが必要だ」

高い評価を受けるイタリアの知将が、補強を望んでいると明かした。

チェルシーのマウリツィオ・サッリ監督が、補強を望んでいることを明らかにした。英『スカイスポーツ』が伝えている。

今季からチェルシーの監督となったサッリ。就任から1カ月足らずだが、ここまでの親善試合では、すでに最終ラインから1タッチパスを多用して丁寧にボールを前進させる自身のスタイルをチームに落とし込んでおり、各メディアから高く評価されている。

新天地で早くも自身の色を出すサッリ監督だが、理想のチームを作るには補強が必要だと感じているようだ。

「何かが必要だと思う。おそらく1選手だけだね。マーケットについてクラブと話したが、たった1回だけだ。それ以上はない。ポジションについては話したが、詳しい話、名前はない。だからわからないよ」

チェルシーのオーナーであるロマン・アブラモビッチ氏は、結果が出なければ容赦なく監督交代を敢行することで有名であるが、サッリは長期政権を築きたいと明かしている。

「クラブに委ねているが、何年もここにいたいね。私は勝たなければいけないし、決定するのはクラブだ。それでも、長い間このクラブで続けたい」

チェルシーは、今夏の移籍市場でサッリの教え子であるMFジョルジーニョ、控えGKとしてロバート・グリーンの2選手を補強した。しかし、エースのFWエデン・アザールやFWウィリアン、GKティボー・クルトゥワらにも移籍の噂が浮上している。

今季から、プレミアリーグの移籍市場は開幕前に閉幕し、今夏は9日で閉じる。マーケット閉幕まで1週間を切った中、チェルシーは指揮官の希望を叶えることが出来るだろうか。