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福岡、井原正巳監督の退任を正式発表「すべては自分の力不足」「いつの日かまたこの大好きな福岡の地で」

アビスパ福岡は19日、井原正巳監督が今季限りで退任すると発表した。

福岡は17日に行われた明治安田生命J2リーグ最終節でFC岐阜と0-0のスコアレスドローに終わった。この結果、ファジアーノ岡山を1-0で下した大宮アルディージャが勝ち点を71に伸ばして福岡を上回り5位に。一方で福岡は6位・東京ヴェルディにわずか1ポイント及ばず、7位に転落。J1行きが懸かる参入プレーオフ出場権を土壇場で逃していた。

現在51歳の井原監督は、2015年に福岡の指揮官に就任すると、3位でJ1昇格プレーオフ出場権を獲得。プレーオフを見事に勝ち抜き、クラブを5年ぶりのJ1へ導いた。しかし、翌年のJ1ではシーズンを通して苦しみ、1年でJ2降格を経験。

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17年にも4位に入り、再び昇格プレーオフ出場権を得たものの、決勝で名古屋グランパスと0-0で引き分け、年間順位優位の規定により、J1復帰を逃した。今季はシーズン序盤に8試合無敗を達成するなど、J1復帰へ向けて視界良好だったが、結果的には19勝13分10敗の7位でシーズンを終了した。

井原監督はJ2リーグ優勝という目標を果たせず、自ら退任を申し入れ、クラブでの協議の結果、契約期間満了に伴う退任が決まった。同指揮官は以下のようにコメントしている。

「ファン・サポーターの皆様、スポンサー、株主の皆様、関係者の皆様、アビスパに関わる全ての皆様、あたたかいご支援、力強いご声援をいただき、本当にありがとうございました。今シーズンをもって退任させて頂くことになりました」

「皆様からたくさんの力をいただいたにも関わらず、今シーズンの目標であったJ2優勝、J1昇格を果たせず、非常に申し訳ない気持ちでいっぱいです。選手は本当に頑張ってくれましたが、すべては自分の力不足だと思っています。 この場をお借りしてお詫び申し上げます」

「2015年から今シーズンまでの約4年間、素晴らしい選手たち、スタッフに囲まれ、素晴らしい環境の中で仕事をさせてもらいました。アビスパ福岡で監督としてのキャリアをスタートさせていただいたこと、これまでのクラブの歴史の中で一番長く指揮をとらせていただいたことはわたしにとっての誇りです。そしてアビスパを通じて多くの方々と出会えたことに心から感謝しています」

「アビスパ福岡での経験をもとに、さらに指導者として成長し、いつの日かまたこの大好きな福岡の地で、皆さんに恩返しできればと思っています。4年間本当にありがとうございました」

「これからのアビスパ福岡のさらなる発展を心より願っております」

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