ヴィッセル神戸は1日、明治安田生命J1リーグ第25節でコンサドーレ札幌に1-3と敗れた。試合後、吉田孝行監督は審判の判断に疑問を呈している。
札幌のホームで行われた4位と5位の上位陣による直接対決。ルーカス・ポドルスキやアンドレス・イニエスタなど主力が先発した神戸だったが、前半11分に失点。さらに前半終了間際にポドルスキが一発退場となり、後半開始早々に2失点目。その後1点を返したものの、83分に直接FKを決められ万事休した。
試合後、吉田監督は「残念な試合」と振り返った。
「残念な試合になったと思います。立ち上がりからもう少しファーストディフェンスを強めて相手の対角線のボールをケアしたかったのですが、そこが緩くて、大きく振られて、そこからクロスを上げられて何度もピンチを招いて、そこでリズムがおかしくなった。徐々に試合も慣れてきて『自分たちのリズムでいけるかな』と思った矢先に退場者が出てしまいました。後半は10人になったので、そこから色々とシステムをいじりながらやりましたが、残念な結果になりました」
また、ポドルスキの退場シーンについては「もしかしたらイエローではないかとも見えたが、映像を見ていないので何とも言えない」とコメントしている。
直接FKからの3失点目の場面では、神戸は壁を作成中でGKキム・スンギュは指示のためにポジションを取っておらず。また、札幌の選手も水分補強中であるなど両チームとも準備はできていなかったが、主審は再開の笛を吹き、この隙を突いた福森晃斗がネットを揺らしている。
吉田監督は、主審の判断に疑問を呈している。
「相手の3点目に関しては、笛が鳴って主審がプレーを止めた。相手が水を飲んだり、GKも壁を作っている段階で始めるのはルール上はOKかもしれないけど、今までに見たことがないシーンだと思います。再開を早くするというのは、あまり見たことがない。そこはどうなのかなと思います」
55分にイニエスタを下げウェリントンと投入したことに関しては、コンディションを考慮したと明かしている。
「ハーフタイムに、足の状況が良くないという話を聞き、そこでコミュニケーションを取りながら考えました。(次節については)まだ状態の報告を受けていないのでわかりません」
この敗戦で、公式戦3連敗となった神戸。立て直すためには、自分たちのやり方を信じることだと示唆している。
「まずは、自分たちのサッカー。ボールをつなぐところをしっかりやっていくことです。守備のところもしっかりやっていかなければいけませんが」
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