ジュビロ磐田は、3日に行われたサンフレッチェ広島戦の勝利で、残留へ一つの目安となる40ポイントを獲得。名波浩監督は「気分的には多少楽になる」と胸を撫で下ろした。
ホームに2位・広島を迎えた磐田は、59分まで2ゴールを許す苦しい展開。しかし、65分に川又堅碁が1点を返すと、80分には櫻内渚が田口泰士のシュートのこぼれ球を決めて同点に。さらに後半アディショナルタイム、CKのチャンスで高橋祥平がベサルト・ベリーシャにPA内で倒されたとして、磐田にPKが与えられる。これを小川航基がきっちり決めて、土壇場で逆転勝ちを収めた。
名波監督は「まったくプラン通りではないゲーム展開だった」としながらも、「3バックのスタートからセットプレーで失点する前ぐらいまでは、非常にバランスも良くて、両ワイドを有効に使えていて、非常に攻撃的なサッカーができた」と称賛。「最後2-2に追いついてから、勝つことしか考えていないような。チーム全体が前体重になった。1万4,000人以上のサックスブルーのサポーターの方々も、もう1点のゴールを見に来てるんだよという、そういうメッセージが入った応援をしてくれた」と続けた。
PKで決勝点を挙げた小川は、プロ2シーズン目にして待望のJ1初ゴールとなった。指揮官は、小川は「全然ダメだった」と厳しい言葉。それでも「非常に難しいシチュエーションのなかでよく決めてくれた。自信になると思いますし、あと3試合の中で前向きにやってくれるのでは」と期待感を示した。
「PKはいつも、目を瞑った。現役時代から9番のあの子が下手だったので(笑)。クラブハウスに帰ってゆっくり見ようかなと思っています」
これで磐田は31試合を消化して40ポイントに到達。残留へ大きく前進した。
「(勝ち点)40通過が相当遅くなってしまいましたけど、(広島で)連覇していた森保(一)さんもよく言っていたんですが、40を超えるまでいばらだと。そこを考えたら、気分的には多少楽になると思いますし、もちろんまだ残留は確定していないので、まだまだやらなきゃいけないことはたくさんありますけど、一つミニハードルは超えられたのかなと思っています」
磐田は次節、アウェイでFC東京と対戦する。
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