ユヴェントスのDFアンドレア・バルザーリが、31日に行われるセリエA第30節ミラン戦に向けて意気込みを語った。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
ユヴェントスは今週末、ジェンナーロ・ガットゥーゾの下で再生したミランとの対戦に挑むが、その3日後にはチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝レアル・マドリー戦も控えている。だがバルザーリは、まず、目の前の一戦に集中することを明かした。
「ミランではなく、レアル・マドリーのことを今考えるのは、最大の過ちだと思う。確かにミラン戦はとても重要だし、非常に難しい試合になるだろう。ミランは非常に成長しており、手強いチームだ。今は絶好調だし、ガットゥーゾの手腕が垣間見られる。セリエAの試合できっちり勝利をつかみ、そのままレアル戦に勢いをつけて挑めるという意味でも、次戦で勝たなければならない」
現在、リーグで首位に立つユヴェントスは、セリエAでの7連覇を目指すが、2位ナポリとの勝ち点差はわずか2ポイントとなっている。トップの座を死守する上で、今後はミラン戦を含め1試合も落とすことはできない状況だ。
「ナポリは素晴らしいシーズンを送っているし、スクデットをあきらめていない。（4月22日の）直接対決がカギになるとは考えていなかったが、きっとそうなるだろう。ポイントを取りこぼすわけにはいかないね」
一方、ミランのMFフランク・ケシエは、『スカイスポーツ』のインタビューにおいて、「2－0で僕らが勝つ。そのうち1点は僕のゴールだ」と息を巻いた。「ユヴェントスは偉大なクラブだし、非常に難しい試合になるだろう。でもポイントを獲りに行くつもりだ。目標は勝つこと。3ポイントをもぎ取り、前へ進みたい」と譲らぬ姿勢を見せている。両クラブの対決は注目されるところだ。
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