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監督としてもW杯優勝へ…フランス・デシャン監督「選手たちを本当に誇りに思う」

選手として世界の頂点に立ったディディエ・デシャン監督。ロシア・ワールドカップ決勝進出に、選手を誇っている。

フランスは10日、ロシア・ワールドカップ準決勝でベルギーを1-0と下し、決勝進出を決めた。ディディエ・デシャン監督は、選手を誇りに思うと語った。

“事実上の決勝戦”とも言われた、タレント集団同士による大一番。フランスは、51分にウムティティがCKからヘッドで決めて先制すると、全員が自陣に引いてベルギー強力攻撃陣を完封。1-0で12年ぶりに決勝進出を決めた。

デシャン監督は、選手を誇りに思うと語った。

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「彼らの成長は素晴らしい。今日の選手たちは、2年後か4年後にはさらに強くなっているだろう。それでも、現在でも十分競争力がある。すべてが正しいとは言えないが、進歩しているのは間違いない。選手たちを本当に誇りに思う。そして、そのメンタリティも誇らしい」

フランスが最後に優勝したのは、母国開催となった1998年大会以来のこと。その時、デシャン監督は選手として世界の頂点に立った。49歳の指揮官は、その時とは違うとしつつ「謙虚になりすぎたくはない」と自信を見せた。

「1998年とは違うよ。私の役割も異なる。選手の顔や目を見た時、嬉しくなる。決勝進出は、心から誇らしい。何人かの選手は優勝したいと言っていたので、大会前には少し傲慢かと思われたかもしれない。確かにチャンピオンになる機会を手にしたが、まだ何も成し遂げていない」

「誰もが自分の運命を持っている。選手たちにも運命がある。このW杯で最高の運命があることを願っている。謙虚になりすぎたくはないよ。私にはチームの責任がある。それがフットボールの仕組みだ」

決勝の相手は、翌日に行われるイングランド対クロアチアの勝者となる。