白熱のルヴァンカップ、各グループのプレーオフステージ進出条件を整理！

ルヴァンカップの結果と勝ち抜けの条件は？

9日にJリーグYBCルヴァンカップのグループステージ第5節の8試合が開催。Bグループでは、J2のヴァンフォーレ甲府がプレーオフステージ進出を決めた。16日に開催される最終節での突破条件を整理する。

【Aグループ】

■第5節結果
ベガルタ仙台（8）4-2 横浜F・マリノス（8）
アルビレックス新潟（7）3-2 FC東京（4）▼
※カッコ内は勝ち点、☆は勝ち抜け、▼は敗退

■第6節カード
FC東京 vs ベガルタ仙台
横浜F・マリノス vs アルビレックス新潟

今節勝利を収めれば首位でのグループステージ突破が決まる横浜FMだったが、2-4で仙台に敗れた。この試合では、仙台MF茂木駿佑がハットトリックを達成。また、新潟に敗れたFC東京は、グループステージ敗退となった。次節、横浜FMは新潟と、仙台はFC東京と対戦する。

仙台は最終節、引き分け以上でグループステージ突破。敗れた場合も、新潟が勝利を収めるか、敗れれば2位通過となる。仙台が敗れ、新潟が横浜FMと引き分けた場合は、仙台と新潟が勝ち点で並ぶが、同一勝ち点同士の直接対決で仙台は新潟に1分1敗のため、新潟が突破、仙台の敗退が決定する。

■第5節結果
▼北海道コンサドーレ札幌（3）0-3 ヴァンフォーレ甲府（10）☆
ジュビロ磐田（9）2-1 清水エスパルス（7）
※カッコ内は勝ち点、☆は勝ち抜け、▼は敗退

■第6節カード
北海道コンサドーレ札幌 vs 清水エスパルス
ヴァンフォーレ甲府 vs ジュビロ磐田

甲府は3-0で札幌に勝利。甲府は次節・磐田戦で敗れた場合、清水に勝ち点で並ばれる可能性があるものの、清水との対戦成績が1勝1分けのため、グループステージ突破が決まった。敗れた札幌は、グループステージ敗退が決まった。「静岡ダービー」はFW中野誠也の2得点により、磐田が清水を下した。

最終節は、清水が札幌と、磐田が甲府と対戦する。両チームは勝ち点10で並ぶ可能性があるが、この場合は対戦成績でアウェイゴール1つ分上回る清水の勝ち抜けとなる。

■第5節結果
サンフレッチェ広島（7）2-3 ガンバ大阪（9）
浦和レッズ（10）2-0 名古屋グランパス（3）▼
※カッコ内は勝ち点、☆は勝ち抜け、▼は敗退

■第6節カード
浦和レッズ vs サンフレッチェ広島
ガンバ大阪 vs 名古屋グランパス

浦和が名古屋を下して首位に浮上。名古屋はグループステージ敗退となった。G大阪は前半を0-2で終えるも、後半に3得点を挙げて逆転勝利となった。

最終節、広島は浦和と、G大阪は名古屋と対戦する。首位の浦和は引き分け以上で突破が確定する。浦和が広島に敗れ、G大阪が名古屋と引き分けた場合は3チームが勝ち点10で並ぶ。

この場合は、勝ち点で並んだチーム同士の対戦成績で順位付けするレギュレーションにより、広島が1位、G大阪が2位で勝ち抜け、浦和が敗退となる。

■第5節結果
☆ヴィッセル神戸（10）3-4 湘南ベルマーレ（7）
▼サガン鳥栖（4）2-1 V・ファーレン長崎（7）
※カッコ内は勝ち点、☆は勝ち抜け、▼は敗退

■第6節カード
湘南ベルマーレ vs V・ファーレン長崎
ヴィッセル神戸 vs サガン鳥栖

前節終了時点でグループステージ突破を決めている神戸は、乱打戦の末、湘南に敗れた。前節終了時点で敗退の決まった鳥栖は、2-1で長崎を下した。

最終節は、グループステージ突破を争う湘南と長崎が直接対決を行う。勝った方が突破となるが、引き分けの場合は、勝ち点8で並ぶが、直接対決で勝る長崎が勝ち抜けとなる。

グループステージが終了した時点で、勝点合計の多いチームを上位とし、順位を決定する。ただし、勝点が同じ場合は以下の順によって順位を決定する。

(1)勝点が同一のチーム同士で行った試合の勝点
(2)勝点が同一のチーム同士で行った試合の得失点差
(3)勝点が同一のチーム同士で行った試合の得点
(4)勝点が同一のチーム同士で行った試合のアウェイゴール

(1)～(4)を適用してもなお、順位が決定しない場合、(1)～(4)を当該チームの直接対決に限り再度適用して、最終順位が決まる。この手順で決定に至らない場合、(5)～(9)が適用される。

(5)グループ内の全試合の得失点差
(6)グループ内の全試合の得点
(7)順位決定にかかわるチームが2チームのみで、その両チームがフィールド上にいる場合はPK方式（ABBA方式）
(8)反則ポイントの少ない順
(9)抽選