オーストラリア代表は、21日に行われたロシア・ワールドカップのグループC第2節でデンマークと1-1で引き分けた。試合後、ベルト・ファン・マルバイク監督は、グループリーグ突破はまだ「チャンスがある」と前向きな姿勢を崩さなかった。
オーストラリアは16日に行われたフランスとの初戦を1-2で落とし、黒星スタートとなった。3大会ぶりのベスト16進出へ、勝ちが欲しかったデンマーク戦は、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)判定により得たPKの1得点にとどまり、1-1の痛み分けに終わった。
ファン・マルバイク監督は試合後、オランダ『NOS』を通じ「我々は試合を常にコントロールしていた。後半は驚くほどチャンスもたくさんあった。得点できなかったことが信じられない」と失望感をあらわにした。
「この試合は勝利すべきだった。我々は今1ポイントを持っているが、(突破には)4ポイント必要だ」
しかし、オランダ人指揮官は「私は非常にポジティブだ。まだチャンスがあるし、勝つためにペルーと戦うつもりだ」と最終戦で対峙するペルーとの戦いに目を向けている。
オーストラリアは、2試合を終えて勝ち点は『1』。逆転でグループリーグを突破するのは、26日に行われる最終節のペルー戦で勝利することが絶対条件となった。

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