甲状腺手術が濃厚のエムレ・ジャン、1カ月以上の離脱か…ユーヴェの中盤に痛手

エムレ・ジャンの長期離脱は、サミ・ケディラも欠くユヴェントスの中盤にとって大きな痛手となる。

ユヴェントスに所属するドイツ代表MFエムレ・ジャンの離脱期間が1カ月以上になる可能性があると、イタリア紙『トゥット・スポルト』が報じた。

甲状腺結節が発覚し、欠場が続いているジャン。先日も指揮官のマッシミリアーノ・アッレグリが、「手術が必要となる可能性が高い。できる限り早く戻って来てくれることを願っている」と明かしていた通り、手術へと踏み切る可能性が濃厚と見られている。クラブの正式発表はまだだが、イタリア紙によれば、復帰には1カ月以上を要する見込みとなっている。

次の代表戦による中断期間まで、セリエAおよびチャンピオンズリーグ（CL）において重要な試合が予定されているユヴェントスにとって大きな痛手となる。来週にはリーグ戦のカリアリ戦、CLマンチェスター・ユナイテッド戦が控えているが、ユーヴェでは現在、同じく中盤のMFサミ・ケディラもケガから復帰していない。このためアッレグリはターンオーバーを採用できず、厳しい日程の中、MFミラレム・ピャニッチ、MFロドリゴ・ベンタンクール、MFブレーズ・マテュイディの3人を固定して起用せざるを得ない。

したがって指揮官は、中盤の人数を2人に減らして人員に余裕のあるFWを4人に増やすなど、システムの変更も選択肢として考慮していく可能性もある。今後の動向は注目されるところだ。

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