「バルセロナみたいに崩すことが理想だが、いまの代表だと難しい」
そう語るのは、ラ・リーガでプレーし、実際にバルセロナと対戦した経験のある日本代表MF乾貴士だ。
攻撃面について質問された乾だが、「攻撃よりも守備の部分を徹底しなければならない」と自身の考えを述べる。それは「守備的になるのではなく」、前線でプレッシングをかけてボールを奪って「そこから攻撃につなげるのが一番いい形になる」からだと説明した。
「理想はバルセロナみたいな崩しですが、いまの代表は急造なので、まだ難しい。やりたい気持ちはありますが、まずは守備が大事。攻撃的な守備が大事になる。いい位置でボールを取れれば、決定的なチャンスが増える。いまは良い位置で取る回数が少ないので、それを増やさないと厳しい」
セレッソ大阪時代のチームメイト・MF香川真司とのコンビネーションについては、「そういう場面は作っていかないといけない」と前向きだ。その一方で「(自分が)中にいすぎても真司のスペースを潰すだけ。あるいは、ほかの選手が入ってくるスペースを潰すだけ」と話し、「ピッチを広く使わないと意味がないので、スタートポジションは外からやっていきたい」と続けた。
さらに「タイミングよく中に入るためには、サイドバックとの連係が大事」だと続ける。「右サイドで作っている時に左サイドがフリーだということを共通意識で持ってくれれば、ロングボール一発でフリーになれる。そこから(酒井)高徳、ユウトくん(長友佑都)とか、サイドバックの選手が上がってこられたら、2対1の状況も増える。それをみんなで共通意識を持ってやっていければいい」と、イメージを語った。
日本代表は12日に国際親善試合でパラグアイと対戦。そして、19日にW杯本大会でコロンビアとのグループリーグ初戦に臨む。

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