現役引退発表から数日後に…テリーが古巣アストン・ヴィラのアシスタントコーチに就任

アストン・ヴィラが新監督とともに、ジョン・テリーのアシスタントコーチ就任を発表した。

前週にスティーヴ・ブルース監督を解任したアストン・ヴィラ。後任候補として元アーセナルのティエリ・アンリ氏が有力視されていたが、11日にブレントフォードを率いていたディーン・スミス氏が指揮官に就任することが決まった。

また、昨夏にアストン・ヴィラに加入し、2017-18シーズンにキャプテンとしてプレーしたテリーの復帰も決定。スパルタク・モスクワからのオファーを断り、先日に現役からの引退を発表した同氏は、指揮官交代に伴い、アシスタントコーチとしてチームに復帰することも明らかとなった。

クラブCEOのクリスティアン・パースロウ氏は、コーチに就任するテリーについて「ジョンはイングランドのフットボール界で最も輝かしい選手の一人だ。それにクラブと親密な関係も持っている彼は、ディーンの下で新たなキャリアを始める準備ができた」と元主将の復帰を喜んだ。

一方、アストン・ヴィラ就任を噂されながら、今夏のボルドーに続き、またしても監督デビューのチャンスを逃したアンリ氏は、古巣のモナコで監督キャリアを始めるのではないかとも報じられている。