先日、元イタリア代表のアントニオ・カッサーノが現役引退を発表したが、サッカー情報サイト『Onefootball』で紹介されているカッサーノの名言を基に、『90MIN』イタリア版が15日、ランク付けを行った。日本代表DF長友佑都とのエピソードが9位にランクインしている。
20年にわたった現役生活の中で、“問題児”カッサーノは行き先々において歯に衣着せぬ発言でメディアを賑わせてきた。記事では、「アントニオ・カッサーノの最も有名な言葉」と題し、ファンタントニオの“迷言”の数々を振り返り、9位に「カッサーノとナガトモ」が紹介されている。
カッサーノは2012年夏、ジャンパオロ・パッツィーニとのトレードでミランからインテルに加入。2011年冬からインテルでプレーしていた長友とは、1シーズンを共に過ごした。カッサーノはかつて日本代表DFについてこのように話している。
「俺は彼の言っていることが分からない。彼も俺の言っていることは分からない。彼が話をしても誰も理解できない。それで君は笑う。彼にはどんなことでも言ってくれていいぞ。どうせ分からなくて怒ることはないからね」
なお1位には、「カッサーノと運命の重要さ」が選出されている。カッサーノはサッカーでキャリアを築くことができなければ、犯罪者になっていたはずだと告白している。
「もしあのバーリ対インテル戦がなければ、俺は強盗やスリなど犯罪者になっていただろう。俺の知り合いの多くは、マフィアに入ってしまった。あの試合があったおかげで、才能もあった俺はクソみたいな人生に別れを告げることができた。俺は貧乏だったが、何もできないので働いたことすら一度もなかったんだ」
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