21日に行われたロシア・ワールドカップのグループC第2節でフランス代表はペルー代表に1－0で勝利を収めた。2連勝で早くも決勝トーナメント進出を決めたフランス代表について、現地の記者はどう評価しているのだろうか。
初戦でオーストラリアに2－1で勝利し迎えたペルー戦。FWキリアン・ムバッペのW杯初ゴールで先制したフランスは、その1点を最後まで守りきり勝ち点3を獲得した。
『Goal』フランス版編集部ユリアン・クエレン氏は、この試合でのセンターフォワードのチョイスに注目している。ディディエ・デシャン監督は、初戦のオーストラリア戦ではFWアントワーヌ・グリーズマンを3トップの中央に配置。しかし、ペルー戦ではFWオリビエ・ジルーを最前線に置いた。
クエレン氏は「ジルーが入ると全く異なるチームになる」とその采配の効果を説明してくれた。
さらに、「試合によって全てが変わる可能性があるため、ジルーがいた方が良いとは言いたくない」と前置きした上で、ペルー戦でのジルーを「とても効果的なプレーをしていた。DFとの競り合いに強く、ボールをしっかりと収めることができる。彼のおかげでムバッペやグリーズマンは多くのスペースを得ることができていた」と高く評価した。
フランス代表はグループリーグ最終節でデンマークとの対戦を控えている。
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