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【現地独占】運命のベルギー戦が行われるスタジアムに潜入取材。気になる気候や雰囲気は?

■ロシアでは感じたことのなかった高温多湿

日本代表が史上初のベスト8進出を懸けてベルギーと対戦することになったのは、ロシア南部にあるロストフ・ナ・ドヌ。モスクワから南東に1100キロの場所にあり、今回の試合会場ではソチに続いて2番目に南に位置する都市だ。

その大一番が行われるロストフ・ナ・ドヌへと一足早く乗り込み、現地の気候とスタジアムの雰囲気を調査してきた。

プラトフ国際空港を出て、真っ先に気になったのは、ロシアでは感じたことのなかった高温多湿な気候だ。

世界一の広大な国土を持つロシアだけに、開催地によって大きく気候が異なる。コロンビアとの初戦が行われたサランスクは日なたでは気温が30度を超えながらも、日陰に入れば涼しさを感じるほどだった。セネガル戦の会場となったエカテリンブルクはサッカーに適した気候。そしてポーランドとの第3戦は手元の温度計で40度を超えるような灼熱の環境だった。ただ、いずれも湿度がそれほど高くなかったため、肌にまとわりつくような暑さではなかった。

この高温多湿さがどんな影響を及ぼすかだが、思い返せば日本の夏を想起させる程度で、日本代表にとってはそれほど気になるレベルではないかもしれない。なお、この日は雷を伴った夕立ちがあり、改めて現地の高温多湿な気候を思わせる形となった。

2018-06-30-rostov-stadium(C)Tomoo Aoyama

■スタジアムは大きな川のほとり

試合会場となるロストフ・アリーナは、ロシアの二大河川の一つであるドン川の沿岸にある。ちなみにもう一つが、ポーランド戦の会場となったヴォルゴグラードで虫被害が発生したヴォルガ川。日本代表は前回のゲームに続いて、大きな河川のほとりにあるスタジアムで戦うことになったわけだ。

スタジアムでは早くもベルギーvs日本の対戦カードが外壁の大型ビジョンに映し出され、場内には両国旗が掲揚されていた。夕方にはスプリンクラーによる芝生への散水も実施。スタジアムの外周からピッチへの風抜けも良さそうで、風が吹けばピッチ上の湿度も少し改善されそうだ。

スタジアム側の受け入れ準備は着々と進んでいる。そして日本代表は30日夜、チャーター便でロストフ・ナ・ドヌに到着した。7月1日にはスタジアムでの公式練習、そして指揮官と選手による前日会見が行われる。新しい歴史を作るべく臨む大一番は、日本時間7月3日午前3時キックオフ。運命の日は刻一刻と迫っている。

文=青山知雄

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