いよいよ、優勝候補大本命が登場だ。
17日、ロシア・ワールドカップはグループEの試合が行われ、ブラジルとスイスが対戦する。
ブラジルは、言わずもがな今大会の優勝候補大本命。各ポジションに世界最高クラスの選手を抱え、さらにチッチ監督が一体感のあるチームを作り上げた。チッチ体制発足後、群雄割拠の南米予選ではアルゼンチンを3-0で下すなど負け無し。2016年に元コリンチャンス監督が就任して以来、親善試合を含め2年近く無敗をキープしている。
唯一の懸念事項は、2月に中足骨を骨折し、シーズン全休となったネイマール。しかし、大会前の親善試合2試合でそれぞれ圧巻のゴールを決めるなど、コンディションは全く問題なし。4年前の母国開催ではケガで無念の離脱となった背番号10は、雪辱に人一倍燃えているはずだ。
これまで全21大会連続出場、最多5度の優勝を誇るブラジル。“王国”復権へ向け、初戦で快勝を収めて良いスタートとなることを望んでいるはず。立ち上がりからエンジン全開で来るだろう。
ブラジル国民は、4年前の準決勝ドイツ戦、あの屈辱的な“1-7”の呪縛を解き放ってくれることを望んでいる。それには優勝しかないだろう。ここまでの戦いは圧倒的のため、グループ3連勝の可能性は大きいが、彼らが見据えるのは頂点のみだ。
しかし、初戦で立ちはだかるのは、FIFAランキング6位の強豪スイス。欧州予選は、ポルトガルに1度敗れたものの、10試合で9勝。先日の日本代表との親善試合でも、グラニト・ジャカやジェルダン・シャチリら、プレミアリーグでプレーする選手たちがその実力を披露した。
中盤に優秀な選手を抱えるスイスだが、悩みは前線の駒不足。若きブレール・エンボロ、ハリス・セフェロビッチらアタッカー陣は決定力不足感は否めない。ブラジル相手には押し込まれる展開が予想されるため、以下に少ないチャンスを仕留められるかがポイントになるだけに、彼らが奮起出来るかが勝利のカギとなるだろう。
ネイマールは大会前「W杯は僕の大会になる」と断言している。その宣言通り、2002年以来16年ぶりの優勝へ向け、ブラジルはスイス相手にどのような戦いを披露するのだろうか。

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