【独占】KREVA「サッカーからもらっている言葉がたくさんある。選手にも聴いてほしい(笑)」/インタビュー後編

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『Goal』ではサッカー好きを公言する著名人にインタビューを実施。サッカーに興味を持ったキッカケやサッカー愛を聞く。今回は、常にアグレッシブなスタイルで、ヒップホップシーンを牽引し続けている国民的人気ラッパーのKREVAに話を聞いた。

ソロ及びKICK THE CAN CREWとして数々のヒット曲を世に送り出してきたKREVA。ヒップホップ界のカリスマである彼がサッカーを愛していることは有名かもしれない。『Goal』は、そのKREVAに独占インタビューを実施。後編ではKREVAが音楽×サッカーの観点から語った言葉をお届けする。

この夏、ソロとしての新作「存在感」(8月22日)、そしてKICK THE CAN CREWとしても岡村靖幸氏とコラボしたニューシングル「住所 feat.岡村靖幸」(8月29日)をリリースしたKREVA。多くの楽曲をプロデュースするなど音楽シーンの一線で活躍し続ける鬼才に、音楽×サッカーというテーマで話を聞いた。

インタビュー=音堂泰博(Goal編集部)

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■「サッカーからインスパイア」

――「存在感」のリリースおめでとうございます。まずは、この曲を制作するにあたって、経緯や楽曲への思いを簡単に教えてもらえますか?

もうね、『Goal』の読者さんは、それは結構どうでもいいでしょ(笑)。どうでもいいっていうのも変?(笑)。実はこの曲、サッカーからインスパイアされているところもあって…。

――「存在感はある。でも、でも、決定打が出ていない気がした」というリリックが印象的ですが、サッカーから感化されたこともあるんですね。

よくサッカーのレビューなんかで、「この人は存在感を発揮した」って言われたり、書かれたりするじゃないですか? その時、「存在感“が”あった」と「存在感“は”あった」では、だいぶ違いますよね。

「存在感“が”あった」というのは、例えば得点に絡むシーンはなかったけど、すごく守備で効いていて相手を潰してたりなんかの結果が認められて、「存在感があった」。逆に、「存在感“は”あった」というのは、例えばゴールに絡むようなシーンがあったけど、結果としては認められていない意味に捉えられますよね。この差はデカいですよ。俺は「存在感“が”ある人」になりたい。

――確かに、欧州の選手でありがちなのが、試合中にテクニックとかやたらと見せつけるんですけど、シーズン終わってスタッツを見てみたら、ゴール数もアシスト数も全然伸びてなかったり(笑)

あります、あります。フランスの若手アタッカーにありがちです(笑)。覚醒する前のラカゼット(笑)。

――KREVAさんの楽曲「JUMP ON IT」では、「クアレスマの右足アウトサイドばり曲がった思想のアウトサイダーもいつも間にやらインサイダー」というリリックがありますよね。

リカルド・クアレスマの右足アウトサイドでのクロス、衝撃的で(笑)。「そこ?!」っていう。すごいですよ。あのインパクトはちょっと忘れないように、と思って言葉に残したんです。結構、サッカーからインスパイアされるんですよ。

例えば、「C'mon, Let's go」という曲があります。どんな曲かっていうと、「全員がキャプテンなんだ」という曲。そこにいる全員が主役だと思っていれば、「その場所で強くなれるよね」っていうメッセージです。誰かが引っ張ってくれるとか、誰かに引っ張ってもらおうじゃなくて、全員がキャプテンぐらいのつもりでいこうと。

例えばライブ会場でいったら、「俺はめちゃくちゃ盛り上がるキャプテンになるぞ」とか、「私はめっちゃ歌うキャプテンになる」、「私はめっちゃ見るキャプテンになる」と違ってもいい。別に全員が全く同じ仕事をする必要はない。

サッカーも一緒ですけど、「その人の持ち場でそれぞれの100パーセントを出せたら最高だよね」っていう歌なんです。もう完全にサッカーインスパイアですね。「大事な奴がレッドカードもらうなんてなことは結構ある」って歌詞も入っているんですけど。

サッカーからもらっている言葉っていうんですか。それは、たくさんあります。だから、選手にも聴いてほしいですね(笑)。

■好きなことを発信したい

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――独自の観点からサッカーと音楽という2つのジャンルにおける共通点、相違点を感じることはありますか?

俺が思うのは、音楽ってあまり解説なくても楽しめる。「おぉ、いいな!」と思ったら、それでいい。求めていなくても、いきなり流れてきたりするものだから。それと比べてサッカーって結構、自分からアプローチしないと見れなかったりするものですよね。

――その観点で言えば、サッカーの方がより能動的なアプローチになりますね。

例えば、自分がこういうインタビューに出させてもらって、何か話したことをちょっとでも興味持っていただいて、多くの人にサッカーを見てもらえたり、興味をもってもらえたらうれしいなと思うんです。もう少し、そういうことを俺も発信していけたらいいのかなとも思いますね。

逆に共通点で言えば、リズムチェンジ。自分の曲では、1曲の中ではあまり変わらないですけど、例えば90分のライブがあるとすれば、やっぱり流れを考えて組み立てるんです。サッカーと同じで、一定じゃないなというのは思います。それは一つ、音楽でもサッカーでも大事なポイントになりますよね。

――『DAZN(ダゾーン)』と『Spotify(スポティファイ)』が提携してキャンペーンをやったりもしています。※2018年10月現在

すごくいい取り組みだと思います。例えばサッカー選手がプレイリストを公開したりとかもあるじゃないですか。俺が好きな選手には、やっぱりダサい曲は聴いてほしくない(笑)。いい曲を聴いてくれ、って思います(笑)。

――サッカー選手も試合前に集中したり気持ちを高めたりするために音楽を聴いたりしますね。

最近は、「ウン、ウン」とうなずくようなノリの曲が多いから、集中するのにはすごくいいと思います。ヒップホップでも世界的にそういう流れがあります。だから、集中するのに向いている曲が増えてきている印象ですね。

——最後に、今後サッカーとは仕事とプライベートで、それぞれどのように関わっていきたいですか?

仕事はそれこそ、俺きっかけでもいいのでサッカーに触れる機会が増えたらうれしい。ファンの人にもサッカーに興味がない人がいたら、共に触れる機会ができたらなとは思います。

そして、そのためには自分ももっとサッカーの話を外に向かってすることも考えたいですね。最近、攻め方や守り方のディテールだったり、具体的な話題がメディアであがるようになってきたじゃないですか。そういうのも分かりやすく面白く、少しずつでもしていけたらいいかなと思っています。

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