元日本代表監督のヴァイッド・ハリルホジッチが、ロシア・ワールドカップで躍進するクロアチア代表への思いを『Goal』の独占インタビューで語ってくれた。
ロシアW杯での日本代表の戦いについても言及し、決勝トーナメントで敗れたベルギー戦に関しては「もし私が監督だったら、ベルギーが2点ビハインドからひっくり返してくることはなかっただろうね! 不可能なことだよ。私は代表監督として、あのような経験をしたことはない」と話したハリルホジッチ。一方で、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ出身の同氏は隣国クロアチアの躍進には興奮気味にこのように語る。
「人口500万人の小国クロアチアは大きなことを成し遂げた。素晴らしいチームだとはわかっていたが、ワールドカップでここまでやってくれるとはね。大きな結果を得るためにはいくつかの運も必要だった」
また、個々の選手たちにも言及。かつてクラブチームで指導した選手が活躍していることにも喜びを示す。
「もちろん、(ルカ)モドリッチと(イヴァン)ラキティッチに依存し、(ドマゴイ)ヴィダ、(デヤン)ロブレン、(シメ)ヴルサリコ、(ダニエル)スバシッチが良い守備を形成している。しかし、(アンテ)レビッチには驚いたよ! ポテンシャル、スピード、強さ、テクニック、姿勢、トップストライカーだ。ただ、(イヴァン)ペリシッチにはもっと期待していた。彼は影になってしまっているし、クロアチアは彼が必要だ」
「ヴルサリコは彼が18歳の時に指導したし、(マテオ)コバチッチも16歳の時に私がファーストチームに入れるように推したんだ。(アンドレイ)クラマリッチにしても私が見た頃はソフトで軽いイメージだったが、今はディフェンスラインの間で危険な存在となれるトップストライカーとなったね」
そのクロアチアが準決勝で激突するのはイングランド。決勝に進むためには、これまで以上の力を発揮することが求められると話している。
「イングランド戦の問題は選手がクタクタになってしまうことかもしれないね。(マリオ)マンジュキッチを見てみろ。彼は常に110%だ。クロアチアのキーパーソンはドクターとフィジオだよ」
「決勝に進むためにはよりいいプレーをしなければならない。デンマークとロシアとの試合では運も味方したが、今回はそればかりではうまくいかないだろう」
ハリルホジッチも熱視線を送るクロアチアとイングランドによる準決勝は、日本時間12日の午前3時キックオフ予定となっている。
▶サッカー観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【DAZN関連記事】
● DAZN(ダゾーン)を使うなら必ず知っておきたい9つのポイント
● DAZN(ダゾーン)に登録・視聴する方法とは?加入・契約の仕方をまとめてみた
● DAZNの番組表は?サッカーの放送予定やスケジュールを紹介
● DAZNでJリーグの放送を視聴する5つのメリットとは?
● 野球、F1、バスケも楽しみたい!DAZN×他スポーツ視聴の“トリセツ”はこちら ※提携サイト:Sporting Newsへ