2018-05-19-bayern(C)Getty Images

物議を醸すバイエルンの振る舞いに批判殺到…ミュラーは反論「無礼ではない」

バイエルン・ミュンヘンは19日、DFBポカール決勝戦でフランクフルトに1-3と敗れた。試合後の振る舞いが物議を醸す中、FWトーマス・ミュラーは批判に反論している。

国内2冠を目指し、フランクフルトとの大一番に臨んだバイエルン。しかし11分に失点を喫すると、後半に追いついたが82分にリードを奪われる。その後猛攻を仕掛けたが、後半アディショナルタイムに3点目を献上して万事休す。3シーズンぶりの優勝とはならなかった。

また、この決勝戦での振る舞いが物議を醸している。

フランクフルトの選手たちはセレモニーの際、準優勝のバイエルンへ花道作って健闘をたたえた。しかし、バイエルンの選手たちは、フランクフルトの選手たちへ花道を作って拍手を送るのではなく、ロッカールームへと下がっていった。この行為について、SNSなどで多くの批判が寄せられている。

しかし、ミュラーは批判に反論している。

「フランクフルトは栄冠を手にした。チームの監督にする必要があるか尋ねたけど、『いや、それは別だ。勝者は、敗者をたたえる花道を作るんだ』と言っていた」

「なぜ、今議論されているのかは分からない。フランクフルトは、スポーツ面でその結果を獲得した。無礼な振る舞いではないよ。敗戦の後、勝者のために花道を作るのは簡単なことじゃない。フランクフルトが、僕らが祝わなかったことで悲しんでいるとは思わないね」

前人未到のリーグ7連覇を達成したバイエルンだったが、後味の悪いシーズンとなってしまった。

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