涙のカリウスが語った後悔の念「僕のせいで負けた。戻れるものなら…」

リヴァプール守護神はミスからの失点を悔い、チームメイトに謝罪した。

リヴァプールの守護神、ロリス・カリウスは、敗戦につながるミスをチームメイトに謝罪した。

26日に行われたチャンピオンズリーグ決勝でリヴァプールはレアル・マドリーと対戦。CL3連覇を目指す王者レアル・マドリー相手にリヴァプール守備陣は前半を無失点で終えるも、後半にミスから失点を重ね、1-3で敗れた。

51分の先制の場面では、カリウスが味方に投げたボールはカリム・ベンゼマの伸ばした足に当たり、ボールはそのままゴールへと吸い込まれる。さらに、83分にはガレス・ベイルのロングシュートを弾き損ねて決定的な3点目をレアル・マドリーに献上した。

試合後、涙を流してサポーターへ謝罪したカリウスは『トークスポーツ』のインタビューで「今は何も考えることができない。今日、僕のせいでチームが負けてしまった」と落胆した様子で語った。

「みんなに対して申し訳ない。みんなやチーム、クラブに申し訳ない。これらのミスで僕たちは大きな代償を払ってしまった。あの時間に戻れるものならそうしたい。今は申し訳ない気持ちでいっぱいで、みんなをがっかりさせてしまった」

「今はひどく傷ついているが、これがゴールキーパーの人生だ。少しばかり時間がかかるだろうが、僕はもう一度出直さなくてはならない。あのゴールで僕たちがタイトルを逃してしまったことについて本当に申し訳なく思うよ」

また、試合後の控え室について「誰も多くは語らなかった。みんなが僕を励ましてくれたが、みんながこの結果に肩を落としていて、静まり返っていた」とコメントを残した。