24日に行われたロシア・ワールドカップのグループH第2節、日本対セネガルの試合を「清掃人たちの戦い」だったと『ロイター通信』が報じている。
日本とセネガルのサポーターはグループリーグ第1節の試合後にそれぞれがスタンドのゴミ拾いをする姿が報じられており、その姿勢を称賛する声が世界中から相次いでいた。
今回の試合を「清掃人たちの戦いは引き分けに終わった」との見出しで報じた『ロイター通信』は、それぞれのサポーターの声を紹介している。
「私たちは自分たちのチームを大きな青いゴミ袋を振って応援したいので、ゴミ袋を有効活用できると考えています。この大会を通じて世界の皆さんに私たちの文化を紹介できることを楽しみにしています」と日本代表のサポーターと語った。
一方、セネガル代表のサポーターは次のようにその意図を明かしている。
「私たちはこれを行わなければならないのです。世界中の人々に向けて素晴らしいことを行っていることを知ってもらう必要があります。ゴミを置いていくためにここに来たのではありません。私たちが素晴らしい人間であることを知ってもらうためにも試合後にゴミを持ち帰らなければなりません」
「私たちがこういった行為をすれば、次にどこかに行った時にいい印象を持ってもらうことができます。だから行っているのです」
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