浦和レッズがホームの埼玉スタジアム2002でベガルタ仙台を下して今季リーグ初勝利を挙げた。堀孝史前監督から大槻毅暫定監督にバトンタッチして臨んだ一戦は、仙台キラーの興梠慎三が決めた虎の子の1点を守っての白星だった。
長い道のりだった。ホームではリーグ4連敗中で、引き分けを含めると8試合未勝利が続いていた。最後に埼スタで白星を挙げていたのは2017年8月19日のFC東京戦まで遡る。
「初めて埼スタで指揮を取り、勝利できて嬉しい」と安堵の表情を浮かべた大槻監督は、この試合で3-4-2-1と3バックのシステムを採用。ベテランの平川忠亮が先発入りするなど、前体制から変化を求めてきた。
「仙台さんの戦い方と僕らの戦力を比べて(3バックのシステムを)選んだ。2枚のセントラルがスライドできている間はよかった。後半はモビリティが減って、仙台が前に来た時はきつかった。その点は仙台のほうが上だった」
守備だけではなく攻撃への意識付けも徹底。「ゴールへ向かうために選択をする。ちょっとだけ意識してほしいとお願いした」と前への意識を選手に要求した。
開幕5試合はテレビで浦和戦を見ていたという大槻暫定監督。「足が止まるのが早いな」という印象を持っていたという。それを踏まえて「前半から行けと言った。これまでの試合より消耗が早く、思いの外早い時間に足が止まってしまったが、ああいう精神性を見せてくれてよかった」と会心の一勝を手にした選手たちを褒め称えていた。
リーグ初勝利を挙げた浦和は次節、11日にヴィッセル神戸とアウェイで対戦する。
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