アーセナルからのレンタルでシュトゥットガルトでプレーするFW浅野拓磨は23日、同クラブの2軍が臨む4部のリーグ戦に出場することになるようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
タイフン・コルクト監督が就任してからシュトゥットガルトのトップチームは7試合負けなし（5勝2分け）と好調を維持。ハネス・ヴォルフ前監督の下で残留争いに巻き込まれていたチームだが、第27節消化時点では8位につけ、来季のヨーロッパリーグ出場権を得られる6位RBライプツィヒとの差を6ポイントまでに詰めているところだ。
しかしそんな中、前半戦はリーグ戦15試合（1ゴール）に出場していた浅野は出番が訪れず、ベンチにすら入ることも難しくなっているという状況。その影響もあり、今回の日本代表の欧州遠征メンバーにも含まれなかったと見られる。
そして、ベルギーのリエージュで日本代表がマリ戦に臨む23日、浅野はシュトゥットガルト2軍の一員として4部のリーグ戦でプレーすることに。同選手はトップで出場機会を失っているベルカイ・エッチャン、オレル・マンガラ、ニコラス・セッサらとともにアストリア・ヴァルドルフ戦に出場することが決まったようだ。
なお『ビルト』は「彼が2軍での戦いでアピールできれば、ワルダウ（シュトゥットガルト2軍の本拠地）ではなく今後また旅に出られるかもしれない…」と記事を締めくくっている。
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