決勝弾のデ・ブライネ、ベルギー全員での勝利を強調「W杯で優勝するためにここに来た」

ロシア・ワールドカップは6日に準々決勝が行われ、ブラジルとベルギーが激突。2－1でベルギーがブラジルを下した。

ベルギーは6日、ロシア・ワールドカップ準決勝でブラジルを2-1で下した。決勝弾を挙げたケヴィン・デ・ブライネは、勝利を喜んでいる。

最多5度の優勝を誇るブラジルと対戦したベルギー。マルティネス監督は大一番で4バックにフォーメーションを変更して臨むと、攻撃陣が躍動し、前半で2点先制に成功する。後半には1点を返されたが、GKティボー・クルトワの奮闘もあり同点弾を許さず。32年ぶりの準決勝進出を決めた。

試合後、2点目となる強烈なミドルを突き刺したデ・ブライネは英『BBC』に対し、厳しい戦いとなったことを認めつつ、勝利を喜んだ。

「ブラジルと戦うのは簡単ではない、彼らは素晴らしいチームだ。だけど、今日は僕らがチームとして持つ力を示せた。前半は最高のできだったね。後半は本当に厳しかったよ。相手は中盤に多くの選手がいた。最後の15分は僕らの格を試すテストであり、そして世界中に示すことができたよ」

「少しゴールを待っていた。スペースを見つけ、うまく打てたね。深い位置へのランから相手に問題を起こせた。素晴らしいよ」

「チームとして、そしてその一員として成長しないといけない。決勝トーナメントでは1度敗れれば姿を消す事になるから本当に難しいけど、僕らはすべてにトライした。優勝するためにここに来た。全員が1試合1試合勝つことを欲し、挑戦し続けているんだ」

32年ぶりに4強入りを決めたベルギー。同国史上初の決勝進出を懸け、10日にフランスと対戦する。