27日に開催されるJリーグYBCルヴァンカップ決勝を前に、決戦の地・埼玉スタジアム2002では横浜F・マリノスと湘南ベルマーレのファイナリストが前日練習を行った。
横浜FMにとって埼スタでの決勝は今年2度目となる。元日に行われた天皇杯決勝ではセレッソ大阪に敗れた。GK飯倉は「天皇杯決勝もここでやらせていただいて。自分自身リベンジという気持ちがすごく強い。タイトルを獲れなかった悔しさがある」と思いを語る。
今季の横浜FMはアンジェ・ポステコグルー監督が就任。高いラインを保ち、GKが攻撃の起点となって能動的に攻めるサッカーを標榜している。当初は新戦術がチームに浸透せず失点が増え、苦しむ時期が続いた。湘南との対戦を見ても、4月21日に行われた明治安田生命J1リーグ第9節では4-4とドローに終わったが、4失点している。
「今年戦術が変わりました。言葉が正しいか分からないですけど、自分自身、引け目を感じてプレーをしたら絶対うまくいかないという気持ちでやってきました。この大舞台で自分自身に勝つために、勝利を目指しつつも自分たちのサッカー、攻撃的なサッカーをやり通したい。そしてタイトルを獲りたい」と決意を込めた。
実際、飯倉の高いラインの裏を狙われ、横浜FMは何度も失点を重ねてきた。リーグ戦失点数51はV・ファーレン長崎に並んで最多。しかし今回ファイナリストになったように、ここにきて新戦術が浸透し始めている。「この難しいサッカーを、僕だけじゃなくチームメート全員が一生懸命アジャストしようとしてきた。勝ちに向かってみんなでアジャストしていったことが、結果として僕のところもほかのポジションでもうまくいき始めた要因だと思う。チームメイトが頑張ってこの新しいサッカーの一員になろうと努力した結果」だと語る。
「自分が試合に出ての初タイトルをまずは獲りたい。(年齢は)僕が上のほうになりますが、みんなを束ねるというよりも、みんなの尻を叩いて押し出してやれればいいかなと」(飯倉)。実際のポジションと同様、意気込みでもチームを前に押し出すつもりだ。
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