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横浜FMが“劇的先勝”で17年ぶりの決勝行きへ王手…柏と湘南は痛み分け/ルヴァン杯準決勝第1戦

10日にJリーグYBCルヴァンカップ準決勝第1戦の2試合が行われ、横浜F・マリノスがアウェイで鹿島アントラーズに2-1で勝利。17年ぶりのファイナル進出へ王手をかけた。もう1試合の柏レイソルvs湘南は、前半序盤に1点ずつを奪い合い、痛み分けに終わった。

リーグ戦、ACL、天皇杯、そしてルヴァンカップと4つのコンペティションで優勝の可能性がある鹿島は、直近のJ1、川崎F戦からスタメンを6人変更。日本代表に合流した三竿健斗の代わりに永木亮太が入り、レオ・シルバとダブルボランチを形成した。前線には川崎F戦に引き続きセルジーニョが入り、土居聖真とコンビを組んだ。なお、鈴木優磨はベンチ外となった。

対する横浜FMは、前線に天野純、山中亮輔ら主力を起用。前線には好調のウーゴ・ヴィエイラ、仲川輝人がリーグ戦に続いて先発入りした。

試合は開始3分、アウェイの横浜FMがビッグチャンスを作る。山中が左足で強烈なシュートを放つと、これが右ポストに直撃。鹿島はいきなりヒヤりとする場面を迎えた。18分にも天野のセットプレーから遠藤渓太がニアでそらして決定機を迎えたが、永木のブロックに遭った。

一方の鹿島は19分、内田篤人のスルーパスに反応した土居聖真がスライディングしながらシュートを放つ。しかし、これは左ポストに嫌われた。28分にはセルジーニョの折り返しを受けたレオ・シルバが左足で狙ったが、これも枠の左に外れた。すると32分、セルジーニョのパスを受けた中村充孝が、PA内でチアゴ・マルチンスに倒され、PKを獲得。しかし、このチャンスを土居が決めることができず。絶好の機会を逃した。

後半になると、両チームなかなか前へボールを運ぶことができず、停滞気味に。それでも横浜FMは、66分に遠藤のクロスにウーゴ・ヴィエイラが合わせる。これはわずかに逸れたが、横浜FMが徐々にリズムをつかみ始めていく。すると77分、PA手前中央でFKを得ると、キッカーは天野。左足で放ったシュートは壁の間をすり抜けてゴールに突き刺さった。横浜FMが頼れる天野の一発で先制に成功した。

しかし、鹿島は後半アディショナルタイム、永木のCKに犬飼智也が頭で合わせて土壇場で同点に追いつく。1-1のまま終了するかと思われた追加タイム5分、山中のFKを曽ヶ端準がこぼすと、これに詰めていたのはウーゴ・ヴィエイラ。ゴールに押し込んで横浜FMが最後の最後で勝ち越しに成功した。試合はそのまま終了。横浜FMが17年ぶりの決勝行きへ王手をかけた。

準決勝のもう1試合、柏vs湘南は開始1分にいきなり試合が動いた。柏は江坂任がPA右から折り返すと、ファーサイドに走り込んでいた瀬川祐輔が押し込み、電光石火の先制弾を奪う。しかし、9分に大野和成が出したスルーパスのこぼれ球を菊地俊介が拾い、右足シュート。これが決まり、湘南がすぐさま同点に追いついた。その後は互いに決め手を欠き、追加点を奪えず。第1戦は1-1のドローに終わった。

準決勝第2戦は、10月14日に開催。横浜FMvs鹿島はニッパツ三ツ沢球技場で14時に、湘南vs柏は16時にShonan BMWスタジアム平塚でキックオフする。

■試合結果
鹿島 1-2 横浜FM
柏 1-1 湘南

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