日本代表DF槙野智章は、失点につながる反則を反省するも、「流れの中でやられなかった」と新システムに一定の手ごたえをつかめたようだ。
30日のキリンチャレンジカップ2018・ガーナ戦に槙野はフル出場。西野朗監督新体制での初陣で3バックの新システムでスタートした日本だが、同選手が先制点につながるファウルを犯すなどセットプレーから2失点を喫し、0-2でガーナに敗れた。
試合後、槙野は結果に「ワールドカップ前の国内最終戦ということもあり、ここ最近のネガティブな雰囲気や結果を払拭するために何としても勝ちたかった。勝つと同時に内容も伴った結果にしたかったと西野さんも選手同士も話をしていました」と語った。
「負けた中でも、たくさんの方に後押ししてもらったことに期待を感じます。この時点で新しいことにチャレンジして、たくさんの課題が見つかったり、良いシーンもありました。特にディフェンス陣としてはいろいろなシーンが見えたということをポジティブにとらえたいし、いろいろなものが見つかった試合だったかなと思います」
1点目につながるファウルについて「本大会を見据えればあの危険な位置でファウルしてはいけないし、もう少し頭を使ってプレーしないといけないと思います。ちょっといただけないファウルだと、個人的には反省しなければいけない」と口にした同選手だが「ただ、たくさん学ぶことがありましたし、個人的にはいろいろな面でポジティブにとらえる要素はあったかなと思います」と収穫もあったと話した。
「失点後に少しアグレッシブにボールを奪いに行くシフトにチェンジして、より後半は後ろをマンツーマン気味にワイドの選手たちを押し込むことができたという意味で、良い守備から良い攻撃を出せたと思います。ただ、それを本大会でレベルの高い相手にやれるのか、もう少しチーム全体で共通意識を持つことが大事になってくると思いますけど、ただ新しい監督の下、新しいシステムの下で臨機応変にできたことは良かったと思います」
また、中盤で数的優位を作るための3バックは狙い通りにできたかと問われ「できたと思っています」と槙野は強調。
「ただ、もっとできるし、もっと多くのバリエーション、ボールを動かすことと人の動きをもっと増やしていく必要があると思います。ゴールを決めなければ意味がないので。見ての通り今日は0点に終わっていますので、もう少しボックス内で危険な動きと危険なシュートを数多く増やすことが大事だと思います」
さらに続けて、「流れの中で、あまりやられなかった。力のあるガーナ相手に良いスライドの中で守れたという自信は、吉田選手、長谷部選手とともに手ごたえをつかんだ」と語る槙野は、「押し込まれた時は、中盤のワイドを吸収しなければいけない場合があります。でも、2失点はセットプレーでしたので、流れの中でやられていないことは1つの収穫」と評価した。

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