日本代表DFの槙野智章は、史上初のワールドカップベスト8進出に向けて意気込んだ。
ワールドカップのグループHを2位で通過した日本代表は、2日の決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦する。この試合の会場を訪れた槙野はスタジアムの印象を語った。「今までした中では一番良いんじゃないかって話はみんなでしていました。芝の状態も含めて今までで良いと思います。ただ、今日も虫がいっぱいいたので、そこはネックですかね」
昨年11月の親善試合でベルギー代表と対戦した際、フル出場した槙野は同国代表について「クラブでもそうですし、一人ひとりはベンチメンバーも含めて高い（能力を持つ）印象があります」と言及。
特にロメル・ルカクらとの対戦を楽しみにしていると話した。「ルカクの特徴だとか強みの部分は消さなきゃいけないねって言う話はしていますし、常に頭にたたき込んでいる。ディフェンダーにとってはやりがいのある相手ばかりなので、楽しみたいと思います。ボックス内にはルカクがいるし、パスを出す選手にしても（ケヴィン）デ・ブライネや（エデン）アザールもいる」
「とにかくチーム全体が我慢をする時間があると思うので、そういうところで失点しないことですね。相手が焦れる展開にもっていければと思います。ウチの良さは攻撃だったり守備だったり、我慢したりすることがチーム全体でできていると思いますし、そういうところは大会を通じてどんどん良くなっているので、そこで勝負していきたいと思います」
そして、ベルギー代表に勝利できれば日本サッカー界初のベスト8進出が決まる。この目標について槙野は「個人個人が持っている目標としては、先輩たちが築いてきたベスト16という壁を自分たちの手で新たらしい歴史を作りたいと考えているんじゃないかな。ここで満足はしていないし、明日の試合を突破して道を作りたい。その点は全員が共通して持っていると思います」と意気込みを語った。
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