アンデルレヒトに所属するMF森岡亮太の移籍に反対したのは、ハイン・ヴァンハーゼブリュック監督だったようだ。ベルギー『Het Laatste Nieuws』が独占で報じている。
森岡は今夏、プレシーズンでの出遅れが報じられると、開幕から3試合で出場なし。第4節にして初出場を飾ったが、それから再び公式戦5試合で出番は訪れなかった。第8節にして初先発となったが、直後の第9節では本職がウィングの選手にポジションを奪われ、ベンチで90分間を終えている。
森岡がアンデルレヒトでもがき苦しんでいた今夏、同じベルギー1部のいくつかのクラブが獲得に興味を示していたとみられる。ズルテ・ワレヘムなどが獲得に本腰を入れており、アンデルレヒトの首脳陣も放出しようとしていたが、最後にヴァンハーゼブリュック監督がストップをかけたようだ。
報道によると、指揮官はチームにとって数少ない創造性を与えられる選手と森岡を評価し、慰留した模様。ここまで監督からは冷遇されているようにも見えた背番号10だが、一定の評価は得ており、今後再びチャンスが巡ってくる可能性は十分にありそうだ。
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