湘南ベルマーレMF梅崎司は、自分たちのスタイルを貫いての優勝に誇りを感じている。
今季9年間を過ごした浦和レッズを離れ、湘南へと移籍した梅崎。27日に行われたJリーグYBCルヴァンカップ決勝でも先発出場し、77分までプレー。クラブ史上初のルヴァンカップ制覇に貢献した。
梅崎は、湘南のプレースタイルを貫いて優勝したことは「日本のサッカーにとても意味がある」と誇っている。
「一人一人の距離感とか、意思統一がないと実行できないスタイルですし、今はそれが自分の中でしっかり理解できたというのがあって、自分がまたそれを先陣切ってやっていくというところまで来れている。本当に僕らのサッカーを貫いたスタイルがこうやって日本一に輝いたのは、日本サッカーにとっても意味があるのかなと思いますし、そういう思いでプレーしていました」
また、ベンチに下がった後は「本当にみんなに『頼んだ』という思いだった」という梅先だが、「守りきれるのが湘南らしさ」と語った。
「でも、あそこで守り切るのがやっぱり湘南らしさだと思います。前から奪えるのが一番ですけど、中盤のエリア、最終ラインのエリア、いろんなエリア身体を張ってね、一人一人が助け合うことができるのが僕らのサッカーなので、それを最後まで貫くことができて良かったです」
「本当に一体感が素晴らしいチームで、みんなの力で本当に来れたので、本当にみんなに感謝です。みんながいたからこそ僕はこうやってまたね、楽しくサッカーができているし、少しずつ躍動でき始めているのかなって思うので、その大きな1歩をね、今回踏めて、またさらにチームメイトと共に努力していきたいなという思いでいっぱいです。そういう助け合いがなければ越えられなかったと思うし、本当に素晴らしいチームにまたこの試合でも成長できたのかなという感じがします」
また、試合前のミーティングでの曺貴裁監督の話で、士気が高まったと明かした。
「今日のミーティングですけど、アカデミーの子だったり、下部組織の選手も、『湘南スタイルで優勝してほしい』という寄せ書きみたいなのを見せてもらって。それだけやっぱり湘南スタイルというのが根付いてるというか。(監督は)『おまえら、こんなに応援してくれる人はいないぞ。見せつけてやろう』ということをおっしゃっていました。士気が高まりました」
曺貴裁監督は「ベルマーレの選手は夢中でプレーしている時が一番輝いている」と話していたが、梅崎も同意見のようだ。
「よく監督がおっしゃる言葉ですし、『選手が生き生きしないと意味がない』とよく。監督のポリシーというか。やっぱりそれを肌で感じれているというか、ここまで来てやっぱりみんなが生き生きとして躍動したときこそ、個人の良さも出るし、チームの良さも出てくるのかなと感じていて、今日もそんなシーンがたくさん出すことができたのかなと思います」
湘南は、現在Jリーグでは勝ち点36の13位に。16位のサガン鳥栖とは3ポイント差と、残留争いに巻き込まれている状況。梅崎は、決勝で見せたパフォーマンスを成長につなげていきたいと語っている。
「リーグも大切ですし、ここで見せれたサッカーを成長につなげなければいけないと思います。順位的にはもっともっと上に行ける結果につながってくるかと思うので、また気を引き締めて、自分らのサッカーをもう一度見直して、向かっていきたいと思います」
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