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柴崎岳が感じるこれまでの日本代表との“違い”…中島ら新世代には「いなかったタイプ」

日本代表は16日、埼玉スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ2018でウルグアイ代表と対戦し、4−3で勝利を収めた。これで森保一監督体制となり、コスタリカ、パナマ戦に続く3連勝となった。

日本は10分に南野拓実のゴールで先制すると、同点で迎えた36分に大迫勇也が勝ち越し弾をゲット。再び同点とされて迎えた59分に堂安律が代表初ゴールを決めて再びリードを奪った。その後、両チームともに1点を加えたが、日本がウルグアイを振り切り白星を手にした。

今季は所属のヘタフェで出番が激減している柴崎岳。リーグ戦での最後の出場から約1カ月ぶりのウルグアイ戦では、多少試合勘が欠けていると感じたようだ。

「試合をね、シーズン中回せていないので、そういった部分の勘というか、多少はありました。もっともっと自分としてはできるかなというレベルではありますし、これからさらに上げていくことができるんじゃないかなと思います」

「徐々にアダプト(適応)していった部分があると思いますし、尻上がりにちょっとずつ良くなっていったという印象は個人としてあります」

遠藤航と中盤の底でコンビを組んだが、コミュニケーションをとりながらうまく連携を築けたという。

「しっかりバランス取りながら、結構前線の選手が仕掛けていってくれるタイプだったので、僕や航のところである程度2次攻撃を展開したり、相手のカウンターを防いだりとかという部分を意識してやりました」

「航とはよく話して、コンビネーションの部分とか、なるべく彼がバランサーとして、僕はもうちょっと前で頑張っていこうかなという話はしてました。状況によってはその逆もありますけど。あとは2点目の場面、しっかり攻撃した後のこぼれ球を拾って、2次攻撃の展開というのも、そこが一つちょっと肝になるかなと思ってました。1次攻撃、2次攻撃するか、相手が単体になるかでだいぶ変わってくるかなと思うので、そこは航と結構話し合って、良いバランスで点取れた場面がいくつかあったと思います」

「悪いシーンというか、もっと改良しなければいけないシーンはありましたけど、全体的には良い、うまく守れたかなというシーンの方が記憶にあります」

ビルドアップでのミスから失点する場面もあったが、柴崎はボール保持の精度を高める必要がある語った。

「ポゼッションの精度を固めないといけないというのはもちろん大前提として。ただ、少しのミスがあったところに対して、全員がしっかり反応できてたなという。その部分は意識はできたかなと」

「もちろんさっきも言った通り、大前提としてはそこのポゼッションの質を上げて、冷静にいかにうまく運んでいけるかという部分を突き詰めたいなと思います。そこを相手のプレッシャーがきついからといって逃げるわけではなく、しっかりと相手をいなしながらやっていけばショートカウンターみたいな形も何回かありましたので。(中島)翔哉、(堂安)律、(南野)拓実もドリブルで前にスピード持って仕掛けて行けるタイプだったので、そこはブレずに改善して良くしていける部分だなと思っています」

森保ジャパン体制となってから、二列目の主軸を務める中島、南野、堂安には「日本にいなかったタイプ」と好印象を抱いたようだ。

「面白いタイプというか、今まで日本にあまりいなかったタイプの選手かなと思います。ただやっぱりよくコントロールしていかなければいけない部分が、ボランチの役割としてあるかなと思うので、そこはしっかりできればいいかなと思います」

4ゴールを奪ったものの、3失点を喫した日本代表。柴崎は課題も見つかったとしつつ、攻守で対照的な試合になってしまったと反省を述べた。

「セットプレーはもちろん改善できる部分かなと。流れの課題というか、セットプレーの守備はもうちょっと考えなければいけない部分かな。あとは南米の選手は、2失点目のようなところを狙ってるので、結果的には(三浦)弦太のミスですけども、守備陣全体として気をつけていかなければいけないかなと思います。とはいえ、3失点してるので、本当に反省するべき点は多いなと思いますし、攻撃と守備に関してはちょっと対照的な試合になったかなと思います」

それでも、強豪相手の勝利は自信になると話している。

「結果、すごい自信になったと思います。ちょっと今までと違うのは、追いつかれてもしっかりまた追加点を上げて、相手を引き離していけているという部分。今までの代表とまたちょっと違うところかなと思います」

そして、一歩ずつ4年後のカタールW杯へ向けて成長していきたいと意気込んだ。

「この間も言った通り、競争はさらにこれから激化していくでしょうし、今選ばれているから次選ばれるという保証もないので。やっぱり選ばれた選手がよりハイレベルな日本代表を見せないといけないと思いますし、そういった意味ではまだまだ完成形ではない日本代表なので、ここからまた4年間、プロセスを大事にしていきたいと思います」

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