明治安田生命J2リーグは4日に第40節が開催。注目の上位対決が3試合行われた。
首位の大分は、アウェイで4位・横浜FCと対戦。59分に馬場賢治のゴールで先制したが、その後立て続けに3失点。1-3で敗れ、連勝が2でストップした。
その大分に前節苦杯をなめた2位・松本は、ホームで3試合無敗の5位・東京Vと激突。松本は36分、左サイドからのFKに高崎寛之がヘッドで合わせに行ったが、これを香川勇気が頭でクリア。しかし、このクリアがネットに吸い込まれ、松本が先制点を獲得した。
その後松本はゴールこそ奪えなかったが、リーグ最少失点を誇る鉄壁の守備を武器に東京Vの反撃をシャットアウト。1-0の完封勝利を飾り、首位に返り咲いた。
3位・町田はと6位・福岡の一戦は後半に試合が動く。70分に城後寿のヘッドで福岡が先制するも、直後に平戸太貴のクロスに中島裕希が頭で合わせて町田が同点に追いつく。すると80分、セットプレーからドリアン・バブンスキーがヘディングシュートを決めて町田が逆転。試合はそのまま終了し、町田が上位直接対決を制し、4試合ぶりの白星をマーク。2位・大分と勝ち点72で並んだ。一方の福岡は優勝の可能性が消滅した。
なお、同日に金沢と1-1の引き分けに終わった大宮は、優勝と自動昇格圏浮上の可能性がなくなっている。
第40節終了時の順位は以下のとおり。
1位：松本（73・19）
2位：大分（72・24）
3位：町田（72・16）
4位：横浜FC（70・17）
5位：東京V（67・14）
6位：福岡（66・15）
7位：大宮（65・15）
※カッコ内勝ち点と得失点差
■試合結果
町田 2-1 福岡
横浜FC 3-1 大分
松本 1-0 東京V
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