「首都・東京で2位と3位のチームが戦う。もともと守備的な戦術は私のスタイルではない。だからこそ攻撃的な布陣で試合に臨んだ」
そう胸を張るのは、北海道コンサドーレ札幌のミハイロ・ペトロヴィッチ監督だ。
明治安田生命J1リーグ第14節、2位・FC東京と3位・札幌の上位対決はスコアレスドローに終わったものの「互いにハードワークをした。そしてテンポの速い、球際の激しい試合だった。両チームともチャンスを作り、見応えのあるゲームになった」と両チームの選手を称賛。結果については「引き分けは妥当」と自身の考えを述べた。
札幌はセットプレーからの得点を得意としているが、FC東京戦ではCKのチャンスにファウルを取られる場面が目立った。その原因を質問されると、ミシャ監督は「セットプレーで相手と競り合う場面は、(レフェリーが笛を)吹こうと思えば、どちらかサイドのファウルにできる」と持論を展開。「私自身は(CKの場面で)ファウルをしたとは思っていませんが、そこはレフェリーの判断」と続けた。
ミシャ監督は「永井(謙佑)選手と(ディエゴ)オリヴェイラ選手のスピードを生かしたカウンター」を、うまく抑えたと自負する。その要因を問われると「今週のトレーニングでは、ボールを失った後の切り替えがいかに大事かを選手たちに伝えてきた」と答え、以下のように続けた。
「切り替えを早くして、ボールホルダーに早くプレッシャーを掛ける。場合によっては、戦術的なファウルで止める必要もあると思います。ボールを奪われた後に時間とスペースを与えない。きょうのゲームは、比較的それがうまく行きました」
札幌の次戦は16日、JリーグYBCルヴァンカップ第6節で清水エスパルスと対戦する。グループステージ敗退は決定しているが、リーグ戦11戦無敗の実力を、ロシアW杯による中断前最後のホームゲームで披露したい。
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