日本代表は22日、合宿地のカザンで午前から練習を開始。別メニューで調整していたMF本田圭佑が今日からトレーニングに参加している。
かねてから右太ももを打撲していた本田はこの日、左足にもテーピングを巻いた状態で登場。「両方打撲ですけど大したことないです。問題ないです」とし、「まだ2日ありますけど、しっかり準備したい」と意気込んだ。
日本は19日に行われたコロンビアとの初戦を2-1で勝利し、白星スタートを切った。同日に行われたポーランド戦を同じく2-1で勝利したセネガルと24日に第2戦を戦う。
本田はセネガルの「弱点をいくつか見つけている。そこをどう突けるかだとは思っていて、徐々に選手とも共有し始めてるし、僕自身で突ける部分はあるので、それは意識しています」と対策にあたっていることを明かした。
「普通のことだと思うんですけど、向こうの強みを理解したうえで弱点が存在することに目を向けること」が必要だと語った本田。
「あと1勝しないといけないという気持ちを最低でも持たないといけない。セネガルで決めるという思いも持たないといけないし、もちろん決めれない可能性もあると思うけど、決めに行きたい。その（意思は）全員が持つ必要がある」
さらに本田は、8年前の南アフリカW杯では、初戦でカメルーンに勝利しながらも、2戦目でオランダに敗れた。その教訓から今回にW杯に生かすことがあると語る。
「突破した場合、その突破した初戦のダメージが違い過ぎるというところですね。僕はここからコンディションをどう上げていくかだと思ってるので、2戦目決めれなかった場合の3戦目の消耗具合、そして、これでもし突破できたとしてもベスト16や8を懸けた戦いが物凄く消耗した状態で挑むことになる。理想論はやっぱり2戦目で決めること。それが本当の意味で上を目指す戦略を立てれる状態なのかなと思います」
2大会ぶりの決勝トーナメント進出を第2戦で決めることができるのか。セネガル戦は現地時間24日にキックオフを迎える。
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