フランス代表MFのポール・ポグバは、ロシア大会が“最後のワールドカップ”になるかもしれないと打ち明けた。
今夏のワールドカップにフランス代表の一員として参戦する25歳のポグバは、初戦のオーストラリア代表戦では決勝点となるオウンゴールを誘発するなど開幕2連勝に貢献。すでに決勝トーナメント進出を決めた同国代表にとって欠かせない選手となっている。
しかし、優勝候補の一角として今回のワールドカップを戦うフランス代表だが、オーストラリア戦やペルー戦では僅差で辛うじて勝利を手にするなどポグバをはじめ主力選手に対して多くの批判が集まっている。これらの批判を受る同選手だが、外部からの声を気にせず、20年ぶりの優勝だけを考えたいと話した。
「たぶんこれが僕にとって最後のワールドカップになるだろう。この大会を楽しみたいし、全ての批判や陰口を本当に忘れたい。僕が唯一気にしているのはピッチでのことだけだ。このユニフォーム、僕のチーム、そしてフランスに全てを捧げるためにここにいる。本当にワールドカップで優勝したいんだ」
これが最後のワールドカップと話した理由を問われたポグバは「最後のワールドカップになるだろうと考えるのは現実的なことだ。明日のことでさえ何が起きるか僕たちにはわからない。僕がケガをするかもしれないし、僕よりも良い選手が現れるかもしれない。でも、もう一度以上はこの舞台に立てることを願っている」とコメントした。
ポグバを擁するフランス代表は、26日にグループリーグ最終戦でデンマーク代表と対戦する。
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