鹿島アントラーズの日本代表DF昌子源に、ストラースブールが興味を抱いているようだ。地元紙『DNA』や『ラルザス』では、25歳のセンターバックの獲得にフランス・リーグアンに所属する同クラブが乗り出す可能性があると報じられている。
報道によれば、ストラスブールは先月ロシア・ワールドカップ(W杯)前に行われたスイス対日本のテストマッチにスカウトを派遣。その目的は以前伝えられたメスからの退団が決定しているGK川島永嗣ではなく、その試合には出場しなかった昌子の視察だったという。
『DNA』曰く、ストラスブールが獲得に乗り出した場合、鹿島が求める移籍金は200万ユーロ(約2億6000万円)、現在の年俸は税引き後推定50万ユーロ(約6000万円)とのこと。また、「現時点交渉はまだ始められていないが、月曜日に日本のW杯敗退が決まったことで、交渉が開始されることが考えられる」と指摘されている。
昨シーズンは15位に終えたストラスブールだが、70年代には日本代表元監督のイビツァ・オシム氏や昨シーズンいっぱいでアーセナルを去ったアーセン・ヴェンゲル氏らが現役時代の一部を過ごしたクラブ。後者は1978-79シーズン、同クラブ唯一のリーグ優勝を経験している。
以前、ドイツのブレーメンからの興味が伝えられた昌子の新天地はストラスブールとなるのだろうか。

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