日本戦で見せたデ・ブライネの成長…ベルギー代表指揮官「0－2でも冷静だった」

ベルギー指揮官はチームの躍進を支えている司令塔の成長を絶賛している。

ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督は、MFケヴィン・デ・ブライネが日本戦で見せたパフォーマンスを絶賛した。『Goal』に語っている。

指揮官は「ベルギーにおけるデ・ブライネの役割は過小評価されている」と、司令塔が正当な評価を受けていないと感じていることを明かした。

「それはおそらくクラブではゴールやアシストを記録していて、ケヴィン・デ・ブライネのハイライトが簡単にできるからだと思う」と理解を示しつつも、マンチェスター・シティMFの重要性を説明した。

「我々のチームにおけるケヴィン・デ・ブライネの影響はより深いところにある。もう少し前の段階で、チームがアタッキングサードで影響力を持つためにプレーに関わっていて、本当の意味でのプレーメーカーになっているんだ」

そして、彼の精神的な成長が最も表れたのが逆転勝利を収めた日本戦であったと語った。

「彼はリーダーになった。ケヴィンが最も重要な瞬間にピッチ上でチームの最も重要なプレーヤーに成長しているのを目の当たりにしている。日本戦で0-2で負けている時、チームに冷静さと安心をもたらしたのが彼だ。全員に追いつくのに十分な時間があることを知らせていた。それこそが我々がチームでいるための役割さ」

さらに後半アディショナルタイム、劇的な逆転ゴールを生んだ芸術的なカウンターアタックには、デ・ブライネの能力が凝縮されいていたと主張した。

「3点目を見ればケヴィン・デ・ブライネだけが成せることだというのは分かると思う。自陣ペナルティエリアから相手ペナルティエリアまでとても早く移動するだけではなく、トマ・ムニエがスピードを落とさずにナセル・シャドリへラストパスが送れるように出した、パスの質もそうさ」

ベルギーは6日、準々決勝でブラジルと対戦する。