「打ちどころが悪くて、試合中、力が入らない状況だった」
そう語るのは、日本代表FW大迫勇也だ。大迫は9日の国際親善試合・スイス戦で先発出場するも腰を痛め、40分にFW武藤嘉紀と交代でピッチを去っていた。
「大丈夫ですよ」と元気に話す大迫。「1日経ってから悪くなる感じではなかった。良かった」と大事に至らなかったことに胸をなでおろす。パラグアイ戦に出場できるかという質問にも「もちろんです。全部練習しましたし」と答えるなど、コンディションに問題はないようだ。
スイス戦では1トップとして起用されるも、孤立する場面が多かった。「できれば改善したい」としながらも「そうなる(孤立する)こともあるので、その時はもうやるしかない」と力強いコメント。「時間を作ってチームが回るようにするしかないので、覚悟してやります」と続けた。
さらに、「最悪、そうなる(前線でボールを追う時間が続く)ことはあると思います。ただ、いままでのW杯を見ても、常にそういう状況だったと思う。仕方がないこと、割り切らないといけない。1人ひとりが覚悟を持って戦うしかない」と、自己犠牲をいとわない姿勢を見せた。
自身としてトライしたいことを問われると、大迫は「もちろんゴール前ですよ。ゴール前にどんどん入る」と即答。日本代表は12日に行われる国際親善試合でパラグアイ代表と対戦。コロンビア代表戦とのグループリーグ初戦は19日に迎える。

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