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日本代表DF酒井宏樹「8割は止められていたが」…失点時シャキリの対応に反省しきり

日本代表DF酒井宏樹は56分、DF酒井高徳と交代で“西野ジャパン”デビューを果たした。ポジションは右サイドバック。久々の出場に「試合を楽しむことはできた」と語ったが、ほろ苦い結果に終わった。

日本代表は現地時間8日、国際親善試合でFIFAランキング6位の強豪スイスと対戦。42分にPKで先制されると、82分にリードを広げられ、0-2の完敗を喫した。

スイス代表の2点目は、ペナルティエリアに進入したMFジェルダン・シャキリが上げたクロスを、DFフランソワ・ムバンジェが頭で折り返し、中央で待ち構えていたFWハリス・セフェロビッチがボレーシュート。スイス代表は自陣CKのピンチから、流れるような連係でゴールを決めた。

このシーン、起点となったシャキリに対応していたのが酒井宏だった。酒井宏は「85パーセントくらいは止めてましたけど、クロスを上げられて失点になってしまってはダメ」と反省しきり。「シャキリはうまかったですけど、(2018FIFAワールドカップ・ロシア本戦では)ああいう相手ばかりなので、しっかり止められるようにしたい」と気を引き締めた。

しかし、下を向いている時間はない。「まだまだこれから。自分というより、チームとして結果を出さないといけない。親善試合でもやっぱり勝ちたいので。(W杯の)コロンビア戦が一番大事なのは分かってますけど、やる以上は勝ちたい。しっかり勝てるように、練習試合でも勝てるように頑張っていきたい」と気合を入れる。

日本代表は12日に国際親善試合でパラグアイと対戦。西野朗監督はバックアッパーの起用を明言しているため、酒井宏はパラグアイ戦での先発復帰が見込まれる。

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